海外に永くいると、また、世界の各地を歩き回ってみると、日本人の真面目
さの裏返しで、そのお人よしぶりが際立って見えます。
二酸化炭素２５％削減目標に関する記事を、下記のプログで、拝読しました。
http://ameblo.jp/serendipity2015/
ずいぶんとおとなしい表現ですが、筆者は、「なんとまた、お人よしな日本。」
と思われているのじゃないでしょうか？
外交辞令と本音を使い分けるのは日常茶飯事で、したたかな計算に裏打ち
されているのがビジネスの世界。一般的な日本人などは、百戦錬磨の世界
のビジネスマンにとって、赤子の手をひねるようなもんです。
国際政治、国際外交の世界でもそうでしょう。
わけのわからない観念論で、中国、韓国に寄り添い、本妻アメリカにも永遠
の愛を誓い、広く他のアジア諸国には積極援助を標榜、欧州諸国には、美辞
麗句。これ以上の八方美人ぶりはないし、外交交渉カードも早々と切ってしま
っています。
*欧州諸国、国連より万雷の拍手 ？ そりゃそうでしょうよ。そこまで、自分
たちに都合のいいことを、先走って、約束してくれた日本へは、感謝感激
あめあられです。
つい、この間まで、「こんな日本に誰がした。」「こんな情けない国になってしま
った。」「ぼろぼろになった日本には、すぐに再建が必要。」と叫んでいたのは、
どこのどなたでしたか？
そんなに弱り果てていた日本に、世界中で、大風呂敷を広げる余裕があるの
かな？
理路整然としません。
それとも、先ごろのお得意の日本絶望論は真っ赤な嘘だったのかな？
それとも、このわずか１ヵ月足らずの間に、日本が、奇跡の復活を成し遂げた
のかな？
しかも、自国民に対しては、国民目線の名の下、大衆迎合の政策目白押しで
しょう。
小学校の学級会でも、それだけの理想論が先走りすることはないのじゃない
でしょうか？
それとも、国の内外で、目先の人気取りのためには、日本の国益を含めた日本
切り売りの大バーゲンセールでもやる気かな ？ という感じがしないでもあり
ません。
こわい感じです。
LET'S WATCH OUT !