インドネシアに イデオロギー 政治闘争が ありますか? | 南国の日の丸レストラン

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思いのままに書いています

昨日、バンドンに短期駐在されている若い日本人女性に、「インドネシアには

イデオロギー中心の政治闘争がありますか?」というような質問を受け、咄嗟

には、返事ができなかったものの、私は、「際立っては無いの答えが正しいと

思います。」というような返事をしました。


どうも、そういう答えを予想されていたようで、「それでは今の日本と同じですね。」

と言われ、私も、「そう言えば、こんなところもインドネシアは日本に似ているな。」

と思った次第です。


昨日は、民主党の地すべり的勝利でしたが、熱し易く冷めやすい無党派層中心

の日本国民が、草木もなびくように、政権交代を望んだ、ということでしょう。


まあ、個人的な意見は、商売柄、言いにくいのですが、自民党の中にも、どこが

自民党員だと思うような人も残っているし、雑種と言われていた民主党は、更に、

保守、革新、リべラル、ノンポリ、その他素人が入り乱れた長崎チャンポンになり

ました。


近い将来、マージャンの席替えじゃないですが、ガラガラポンで、もう少し、国民

が分り易いように、ものごとを判断し易いように、政治信念中心の政界再編があ

った方がいいのじゃないか?と思います。


景気がぱっとしない中、行われた今回の選挙は、いつにも増して、「どちらの水

があーまいか?」という政党間の国民へのゴマスリ合戦、あめ玉作戦、イメージ

浸透合戦でしかなく、イデオロギーのイの字も出なかったし、少し、それらしき事

件がありましたが、なぜか、どこのマスコミも報道はしませんでした。


すぐに、国民に知られたくないことは、政党マニフェストから外したとかぼかした

というのも沢山あるやに聞いています。 (臭いものには蓋というか、これは一種

の商品偽装ですね。デメリット表示をしない商品ラベルのようなものです。)


いずれにしても、国民が結果が出したわけですから、政治家も国民も、また、

枝葉末節報道のマスコミも、揚げ足取りなど止めて、しばらくは、目先のことに、

フラフラせず、推移を見守っていった方がいいと思います。


こんなに立派な国日本が、今後、もし、悪くなるとしたら、国民そのものの責任

ですね。


「自殺者多いのは政治のせい。こんな情けない国が世界のどこにありますか?」

などと世界の常識を外れた発言は、もう言いっこなし、にいたしましょうね。


それこそ、漢字の読み間違いなどよりも、重大な失言(嘘)なんですから。