しかし、パワーアンプだけ2段のセンターラックにするとしても天板の床からの高さは60㎝弱になってしまう。

高いけどスパイクを購入することにしたが、二セット購入で結構な価格だ。納期が三か月という。そういえば我が家にウッドキューブが何個か転がっているので、スパイクの代わりにウッドキューブを用いて、センターラックにはせずに、パワーアンプとボードを浮かせてみることにする。

これで音場が歪んだりないかどうかの確認くらいはできるだろう。

一応トリノフで再度調整したが、ウッドキューブ一個分程度では音場に違和感は無いように聞こえた。

 

これは別の話になるが、これでパワーアンプは壁コンセントから直接取ることになるわけだ。壁コンセントはもともと、二口コンセントが一つに、その右側にアンテナ端子がついていたのだが、アンテナを使わず二口コンセントを二つ使えるようにしてある。

これまではここからタップに伸ばしてすべての機器を給電していた。

左側のタップにつなぐコンセントのみ、フルテックの GTX-D NCF(R)を用いていたが、今度はパワーアンプもつなぐので右側のコンセントも同じフルテックのものにした。

コンセントベースは4口のものはなかなかないので、以前からツバキオーディオのものを使用している。

 

 

で、交換した結果だが、わかりやすい音の提示というのかな。フルテックは皆こんな感じだな。

パネル類が減ったからかロジウム臭が強調されることが無くなった。優秀録音をよりよく聴かせる感じ。ただ、薄い感じになった。

 

パワーアンプを床に置いてスピーカーケーブルを短くしたが、何か美しくない。

ケーブルの引き回しが大変。

 

どうするか。

 

1.アンプベースとしてSymposiumのラックの棚板を使っているので、このラックのスパイクを二セット購入する。スパイクで持ち上げて、ベースの下にケーブルを通すことが出来れば、引き回しが美しくなる。ケーブル長は現行と変わらない。数センチ持ち上がったくらいで音場の変化はないだろう。

しかし、スパイク4つで10万くらいするんだよな。このご時世値上げしていそうだし怖いなあ。

 

2.ラックのスパイクを一セット購入して、3段のラックに仕立て直して、センターラックにする。

アンプ2台とNOVAがあるので、3段ラックとなる。アンプは下二段に入れる。NOVAを天板に置く。

現状より高さが持ち上がる。影響は少ないと思うが、3段上がると音場が崩れそう。見た目はすっきりする。

ただ、NOVAとプリアンプのケーブルの長さが長くなるのでケーブルを購入する必要がある。

現状、プリアンプとNOVA間で3mだが、天板のNOVAまで伸ばすと5m弱必要となる。

 

3.ラックのスパイクを購入せずに、リスニングポイント側を2段ラックとして、CDとプリアンプを置く。

残りのスパイクでパワーアンプ側を三段ラックにする。

現状プリアンプとNOVA間は3mなので、これもケーブルを長くする必要が有る。

 

4.2と同じだが、パワーアンプ側を2段ラックにする。NOVAは床に置く。プリアンプとNOVA間のケーブルの長さは同じだが、床のNOVAからパワーアンプのケーブルは1mでは無理で2m弱必要。

 

何をするにしても引っかかる感じだ。プリ、NOVA、パワーアンプ間はバランス構成ではあるが、合計で6mほどの長さになることは精神衛生上悪い。

間にイコライザを入れておいて既設よりケーブル長が1から2m増えたくらいで音が変わるとは思いませんが。

 

 

今回は少しだけ。

ヘッドフォン端子がついているので聞いてみた。

聞いたら結構ボケた音だなあと思ったが、よく考えてみるとプリアンプの後ろについているんだな。

これではボケるのは当然なので、CDPに直結した。

音量はアプリから調整できるので問題なし。

安定感重視の音だが、ナロー感はなく、よくまとまっているので、結構使えるのではないだろうか。

我が家のヘッドフォンはヤマハのHPH-MT8だが、アプリのボリュームで‐20㏈で十分な音量だった。+12㏈まであるので、インピーダンスが高いものでも大丈夫か?

スクリーンショットするとなぜか、下のボタンの文字が反転している。さらに、文字が異なっている。バグか。

 

AVAAも発注したし、トリノフで劇的改善をしたからマンネリだったシステムも勢いがついてきた。音が前向きになると金がないのに金を使うことになる。