2020年エリックジャパンツアー戸隠の行程

 

今回は中社から奥社へ向かう古道沿いにあるスポットをご紹介いたします。

 

 

 

3番目の中社参拝の後、ランチで一息入れた後、40~50分かけてゆっくり歩きながら、奥社を目指します走る人

 

 

 

まずはランチ会場からほど近い「足神さん」を訪れますあしあと

 

 

 

 

 

ここは鬼女紅葉の手下である‘おまん’を祀っている神社ですもみじ

 

女賊 鬼女紅葉は都から討伐に来た平維茂(たいらのこれもち)に敗れ、手下のおまんも追われる身となります。

 

おまんは自分が犯してきた罪を悔いて、善行寺如来にすがり、後世を願いました。

 

そして、戸隠の住僧 寛明の手で出家した後、懐剣で喉を突いて自害します。

 

伝承によると、このおまんは七十人力の怪力の持ち主だったそうです。

 

さらにたいへん脚が速かったともいわれます。

 

 

 

 

 

そうしたことから、足神様は「おまんの墓」と言われるようになり、足の健康を願う人々に親しまれているそうです。

 

盗賊の手下として数々の悪事を働き、悔い改めたおまん。

 

おまんの悪事を裁くよりも、その怪力と俊足を讃え、「足神さん」と慕う戸隠の信仰。

 

ここにもまた、戸隠に満ちている温かい「許し」のエネルギーを感じます。

 

さて、山側の道を進むと「女人堂跡」に出ます。

 

 

 

女人禁制だった奥院(現在は奥社)を女性がここから遥拝したとされます。

 

 

 

明治4年に顕光寺が戸隠神社になると、女人禁制が解かれたので、お堂もなくなりました。

 

さらに歩くと右手に「比丘尼石」が見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

女人禁制を犯して奥院に入ろうとした尼僧が石になったという伝説があります。

 

 

 

 

 

もちろん実際に人間が石に変えられてしまったわけではなく、女性が奥院に近づかないようにするための戒めのようです。

 

 

 

さらに歩くと古道に沿って石塔と板碑が3つ並んでいます。

 

 

 

「孝子稚児の塔」です。

 

 

 

 

 

この塔には次のような伝説があります。

 

 

 

「その昔、妻に届いた手紙を訝しく思った男がいました。

 

男は字が読めなかったので、養子に読んでほしいと頼みました。

 

事情を察した少年は、咄嗟に機転を利かせ、内容を変えて、ただの手紙であるように読んだとのことです。

 

 

 

そうして夫婦仲は丸く収まりました。

 

 

 

その後、この聡明な養子は幼くして亡くなったそうです。

 

里人はこの子の賢さを偲び、供養塔を建立しました。

 

それがこの「孝子稚児の塔」です。

 

さらに歩みを進めると戸隠山が見えてきます。

 

 

 

霧にかかって見えないことが多いようですが、鋸山(のこぎりやま)の異名をもつ戸隠山は、本当に鋸の歯のようにギザギザした頭をもっています。

 

 

 

さて、いよいよ奥社の大鳥居が近づいてきます。

 

中社から約2km。

 

古道と県道が交差する辺りが奥社の参道口です。

 

つづく

 

「2020年6月 エリックジャパンツアー 

戸隠五社巡りの行程(1~6)」はこちらからどうぞ

  下差し

 

1.戸隠の歴史編

 

2..宝光社~火之御子社編

 

3.中社編

 

4.足神様・比丘尼石・稚児の塔編

 

5奥社 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)編 

 

6.奥社 九頭竜社編

 

 

 

桜**シルフェ 阿部小百合

 

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