リトル・ジョー ★3.5 | 映画を見た。<ネタバレ感想>

映画を見た。<ネタバレ感想>

どれを見てどれを見てないのかわからなくなってきた
脳みそを整理する為のメモ的ブログ。
真面目に書いたり書かなかったり。
★は完成度ではなく「好き度」なので
たぶんあまり参考にならないです。
基本ネタバレ。

 

 

 

 

■あらすじ
バイオ企業に勤めるシングルマザーのアリスは
人をしあわせな気持ちにする香りを放つ花の開発に成功する。
一人息子のジョーになぞらえリトル・ジョーと名付けられたその花は
想像を超えた成長を見せていく…

 






そういえばこれ公開当時気になってたなぁ、と思い出して鑑賞。
リトル・ジョーは繁殖機能をあえて失くして作られた花だったけど
生存本能が爆発した結果、自分たちを守るように人間を操る効果のある
花粉をバラまき始め、それを吸った人間はリトル・ジョーを
増殖させ守ることだけに幸福を感じるようになる…
周囲が感染していく中で抗うアリス…的な話なんだが…

雰囲気映画ぽかったな。
淡々と話を眺めてたら特に驚くオチもなく終わっちゃったw
最後、無抵抗なアリスに花粉吸わせて感染させて
アリスもリトル・ジョー側になっちゃった、て終わり方なんだけど
序盤ですぐに無理やり花粉吸わせればこの映画30分くらいで終われたと思うww

 

内容はなんとも云えないけど映像が美しかった。
アリスが務めるバイオ施設?の内装がミントグリーンが基調になってて
デザインもギリリアルなラインですっごくかわいかった。
全体的にビバリウムを思い出す色使い。
リトル・ジョーもボリューミーな彼岸花って感じで真っ赤で綺麗だった。

ただこの映画、日本人は笑う。
映画内で流れるBGM?音楽?が…何故か雅楽やねんwwww
不穏なシーンになるとお正月に神社で流れるような厳かで雅な…
パプゥ~♪テケテケテン♪パァ~~プゥウ~~♪テケテケテン♪(伝われ)
みたいなあの和楽器の曲が絶対流れるんだよー!!
不穏に浸ろうとしてるとこに尺八の音やら笛のピロピロピーな音やら
小鼓の軽快なテンポが聞こえてくるからその度に我に返っちゃって
世界観に浸りきれなかったww

謎の日本語書いた袋と寿司が出てきたし

ヒロインの子(?)アジア系だったし…監督がアジア好きなのかな。

音は世界観に合ってたと思う、音自体は。
多分海外の方には不気味に、シーンにふさわしい音楽に聞こえたんでしょう…
でも日本人にとってはお目出度い時に聞く物だから違和感えぐかったw

 

 

なんやかんや、好きだった。

目がとっても楽しかったし、雰囲気映画好きなんで。
音楽が普通ならもっとよかったですw