

PART5では『欲』と『執着心』は
似ても非なるものだと話をしました。
よく宗教やスピリチュアル的な教えの中にも
「欲を捨てなさい」とか「執着心を手放しなさい」
とかありますが
どちらも同じ意味みたいに聞こえ思えてしまいます。
例えば仏教の生みの親の
お釈迦様が悟りを得ようとしましたね~
これもある意味『欲』と言えます。
じゃあお釈迦様は座禅して何していたのでしょうね。
そう…
心から湧き出る『執着心』の囚われ
をはずしていたのかと思います。
ではお釈迦様をも苦しめまたなくそうとしていた
『執着心』とは何か…
『人間の持つ欲から出た
想いや行動のプロセスの中で
始めに発した目標を見失い
~ねばならないと固執し続ける心』
と言えるようです。
『欲』は人に向上心に向かわせる力がありますが
同時に『執着心』が生まれ達成したい・望んでいるものにしがみついて
そこから向上心とは違う『欲』からかけ離れたものに
心が形を変えていきます。
ここははっきり区別しないと
もっともっと良くなろうとする
神さま達のギフトを私達が生かせずにいてしまうかと思います。
昔の人の言葉で
『大欲は無欲に通ず』
というのがあります。
次回『お金のエネルギー』に話を戻していきたいと思います。