縄文時代の歴史 山田康弘著 | 寅月

寅月

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■夫方の集落に住むことを夫方居住婚→父系的な社会を
妻方の集落に住む妻方居住婚→母系的社会を
        営んでる事が多い   20頁

■までに出土した人骨数は恐らく本来1%にも満たない微々たるものだ。
殴打による鼻の骨折があったり 石斧による一撃で頭蓋に穴が開いているといった受傷人骨が一定数存在する。  22頁






藤野2016  ■縄文時代早期から前期における重要な環境変化は温暖化とそれに伴う海進だろう。
 7000~5900年前の高温ピーク時には現在より二度ほど気温が高く 海水面は2,5mほども高くなり 


東京湾沿岸部では現在の栃木域にまで海が入り込んでいた。


■中期と後期の間頃には 気候の極端な冷涼化があったことがわかっている。
       4300年前に起こり 4.3Kaイベントと言われている。   222頁



■例えば 九州では左右の腕に多数の貝輪をつけるなど 
殊更目立つような装身具の着装例は女性ばかりである。
このような場合 
女性の方が社会的立場有利な社会 即ち母系的な社会であった可能性・・275頁


■東北地方北部では中期の段階で水田稲作をその生業形態から外してしまい
(あるいは維持できなかった)  314頁


■呪術具に転用することをしばしば行っている。
「鍋」としての土器を埋葬用に転用するなどその最たるもの
また「土器かわらけを割る」という言葉は性交を意味する古いスラングでもある。
216頁


◆◇縄文時代に稲作が・・・って 読んだか見たかしたけど、
生活全般が変わらなきゃ意味がないんだね 
栗畑その他食糧を作物だけで賄えてこそ 人口増 土地争い他が生じるってこと