ツォツィ/TSOTSI (イギリス・南アフリカ合作映画 2005年 | 寅月

寅月

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第78回アカデミー賞の外国語映画賞受賞作品。
監督 ギャヴィン・フッド脚本 ギャヴィン・フッド原作 アソル・フガード
音楽 マーク・キリアン ポール・ヘプカー
ボストン アープ ブッチャー ツォツィ
配役
ボストンモツスィ・マッハーノ
ブッチャー ゼンゾ・ンゴーベ
            アープペートケネス・ンコースィ
  デヴィット=ツォツィ プレスリー・チュエニヤ
ミリアム テリー・ペート ミリアム テリー・ペート
南アフリカ・ヨハネスブルグの旧黒人居住区ソウェト
60年代に設定されていた原作の時代設定をあえて現代

 強盗で生活費を得るツォツィ少年グループ、娯楽は仲間内のサイコロ賭博。
駅に稼ぎに出たグループだったが、殺人を犯したことで結束が解けてしまう。

 ツォツィは高級住宅の前に潜んだ。
帰宅し門扉が開くのを待つ車を襲った。
女性ドライバーを撃つ。
奪った車で現場を離れ 金目のものを持ち出すだけの筈が・・・

ツォツィは赤ん坊を連れて帰る。
密かに育てようとするが、難しかった。

ミリアムは銃で脅され授乳する。
新聞記事で状況を知り、赤ん坊を家庭に返す手段になると申し出た。
                        ■

デヴィットの家庭
 長患いの母、アルコールに溺れる父。
感染を避けるていで 母子は孤独を強いられている。
父親に犬を蹴り殺された日、デヴィットは家を出た。
孤児が住む土管
数年前 デヴィットが住んだ土管には、今の孤児たちが暮らしている。
                           社会の変化は緩やかだ
                          ■






           ◆◇◆
下半身不随の母親 子供を戻しにきたデビット。
母親が、状況の周縁部にいる警官に威厳を示す場面に
うたれました。

警官
                           子供が戻され 収拾する警官の穏やかな表情も印象的でした。

                     『この世界にも芽がある』って感じの結末でした。

                  ■エネルギーと秩序は等価
◇冒頭から異風すぎる世界だったけど、音楽で誘われました。