■記憶と忘却
官製の歴史対公共の歴史
国立スミソニアン航空宇宙博物館の 企画 展覧会
仮題「岐路・第二次世界大戦の終結、原爆、そして冷戦の開始」
1993年から準備
準備計画が報じられると抗議運動
全米空軍協会 アメリカ在郷軍人会会員約300万人
~~原爆は日米両国民多数の生命を救い~
296頁
■ 地域国家
日本人が特殊な、しかも優れた民族であるという神話が作られたのは、
7世紀に朝鮮半島に出現した強力な王国を意識して自国の脆弱さを補おうとし、
さらにその昔天皇家の祖先だった一族が半島地域でその戦いに破らたことを隠そうとしたからである。
天皇統治の正当化に結び付けられたこの神話は絶対的なものとして江戸時代の国学者の教義となり
中略
誇大な日本の自己主張に他民族蔑視が加わったショーヴィニズムを内包
206頁
~オーストラリアの白豪主義に比されるアイデンティの在り方
■記憶と忘却
東京名古屋大阪の非戦闘員である一般市民に対する連合軍の爆弾や焼夷弾
長年にわたる対中戦争のあいだ日本軍が中國の各都市国民党政府首都重慶を粉砕した無差別爆撃の延長にすぎないことを論証している。
■1931年 錦州爆撃 1932年 上海爆撃 1937年南京武漢 上海 広東空爆を戦略爆撃の進化における「ミッシングリンク」を成すものと
■■ 前田哲夫 『戦略爆撃の思想 ―ゲルニカ― 重慶― 広島』
1937年ゲルニカ空襲は1日だけだったが、重慶空爆は39年5月から3年間続き218回を超えた
331頁
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衣食足りて礼節を知る。
■エネルギーと秩序は等価■
湖に落としたインクが拡散してしまうのと同様、インクであることを保てるエネルギー量の供給やろうね
偏在させることで保つんでなく全体に漲らせるのって ずっと先やろうな
❒前田哲夫で検索した。
低い評価もすくなくなかった。
図書館にもたくさんあったから読み易く量産してしまってるのかも