銭ゲバep05 | 寅月

寅月

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第5話 友情も愛も必要ないズラ…  演出 狩山俊輔


 茜と結婚した風太郎は 三國家の一族として出社する。

風太郎が着々と位置を固めてるその時 三國造船社屋に 爆弾をしかけたという脅迫電話がはいる

Τορατσουκι-羽になる前の形 風太郎は 避難する社員達を眺める男に直感!。

捕らえる


 


彼は 死期のせまった孤独な男だった。

彼の語る人生は 風太郎の知る痛みに満ちていた。

風太郎は 『あんたは もう一人の俺だ』と自らを語る。


その風太郎に 申し出る男。


  俺にできること無いかな  その為に警察に言わなかったんでしょ

使えると思ったんでしょ

わかるよ  あんたは もう一人の俺だから  

 

風太郎の意識は揺蕩う

しかし

友達だろう

 甘さが残る男の言葉に 醒める風太郎

 「友達だよ  」空虚を口にした。

 

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三國家の墓に連れて行く譲二 亡き妻に風太郎を知らせる。

伊豆屋で酒を酌み交わす譲二と風太郎

その和やかな場面で 譲二殺害計画の電話に頷く風太郎だった。


男は計画通り殺害し自らもその場で死んだ。
2発目の銃声が後れた時には 状況を収拾しようとする意思的な顔をしていた風太郎だったが、
計画が完遂された時 風太郎に動揺が生じていた。



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との記憶を反芻する風太郎
                何故 今のままじゃいけないんだ? 
「それしかないんだ 」
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               風太郎の応えに、
                             負けるなよ 金に ね
                         男はエールを送る。

 あの時それしかない と言ったのは 本当が解ってなかった。
あの時 男は 風太郎を追い越していた。
風太郎を知る男だった。
友達を失う事の意味に 風太郎はひび割れた。


屋上から金を撒く風太郎
地上で人々が群がり騒ぐ有様をつくりだし それを泣き顔で嘲笑う。

  『  俺は正しい  
 

風太郎は三國家当主として 三國造船新社長に就任した。Τορατσουκι-yun_1151