貴女の月経周期不調を解剖す
月経期の長短は、熱と血量で変化します。
◆月経周期不調のメカニズム
熱が高くなれば、活発になることが多いように月経周期が1週間以上早くなり、逆に寒ければ、逆に1週間異常遅くなる。
血液の量が一定量溜まることにより月経がなされると考えると、血液量が多いと月経周期が1週間異常早くくるし、逆に血液量が少ないと月経周期が1週間以上遅くなる。
気が少ないと固摂(漏らさない)作用が低下し血液も漏れやすくなるので月経周期も1週間以上早くなるし、逆に気が停滞すると血液を送ることができないので月経周期は1週間以上遅くなる。
火照りなど虚熱が発生すると実熱と同じように活発になるので、月経周期が1週間以上早くなるし、逆に長期的な冷飲食過多や寒気などで体内が冷えると月経周期は1週間以上長くなる。
月経期が一定しない場合は、血液が気によりめぐるので気血の調節不調あるいは腎精が不足により腎機能低下により起こる。
月経周期の長短は、熱と血液の量で主に変化する。
寒熱の場合は、肝鬱血熱、虚熱、血寒、虚寒のケースとなる。
血不足の場合は、血虚となる
気不足の場合は、気虚となる。
気が滞っている場合は、気滞となる。
不定期の場合は、肝鬱、腎虚のケースとなる。






