髪の養生法
昨日の『頭皮の養生法』に続き、本日は『髪の養生法』について記載させて戴きます。髪は女の命ですので、これを参考にして改善に取り組んでみてね。
CMなどで、髪は『血余(けつよ)』ということを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか? 血余とは、血液の余り、いゆなれば、血液の循環に問題ができた場合最初に影響がでるのが髪ってことです。その血行不良が、胃腸など消化器系の機能低下による血液や気の生成不足からおきているのか? それとも瘀血(血液が汚れ血行が悪い状態)なのかを判断します。
また、『髪は腎の華』とも言われますので、腎の影響が一番出やすいの髪ということになりますので、すくなくともこの2点を中心に対応する必要があるのです。
◆漢方薬による補助
血余対策
・不眠も伴っている場合は、心血不足の可能性が高いので『帰脾湯』と『天王補心丸』で消化器系を補い血と体液を生成し心の熱を抑えることにより不眠が緩和される。
・その他の場合は、『婦宝当帰膠』で気と血を生成する。概ね消化器系も弱いので、『六君子湯』かレオピンをプラスする。
腎対策
腎は精をもとに腎陰と腎陽の華がバランスよく咲いているのが健康な腎の状態ですので、まずは、腎精を補給する漢方薬を服用する。
例えば、レオピンロイヤル
参茸補血丸(腎精+増血作用)
◆食養生
・血によいもの
なつめ・プルーン・ぶどう・貝類・うなぎ・すっぽん・レバー・ゴマ・卵・紅花など
・腎によいもの
ぶどう・緑黄色野菜・クルミ・栗・黒豆・黒ゴマ・黒きくらげ・黒くわい・豚の腎臓・貝柱・かき・なまこ・えび・蟹・サザエ・すっぽん・クコの実・蜂蜜・伝統的な和食など
・その他写真を参考にして養生してみてね。
◆その他生活習慣
・早寝(少なくとも0時に迄に寝る)
→血液の浄化とホルモン生成し体の再生力を高める
・自宅内でもとにかく動くこと
→血行促進






