今日のテーマは、胃炎や胃潰瘍や十二指腸潰瘍に多い舌の状態です。
胃炎等の確認の基本は熱があるかですので、次のポイントで確認可能です。
1、舌の赤みが強い。
2、舌苔が黄色くなっている。
3、赤い点状のものがある。
また、熱以外の原因で、胃炎等が生じている場合がありますので、次に御紹介致します。
1、舌の状態に赤みがあり、舌の前には舌苔がないか少なく、奥の方に白い舌苔がある。この状態の人は、胃の粘液等が不足しており、胃腸が相当弱っています。
2、舌に赤みがあり、舌苔が部分的にはがれている。この状態は、胃粘液や舌の水分が不足し、胃壁を守れきれず、炎症や潰瘍や食堂炎の可能性が高い人にあらわれます。
3、舌に赤みがあり、黒い舌苔が薄くついている。この状態の人は、胃が冷えて胃炎や潰瘍になっており、吐気をともなうことが多くあります。
お腹を温めてあげると楽になる場合は、このタイプです。
胃腸をいたわる食材として、芋類、ニンジン、豆類、カリフラワー等を温野菜で食べてみて戴きたいです。また、ストレスも胃腸炎の原因ですので、趣味などで解消することも大切です。
