お世話になった人に届けたい貴女の基礎体温上昇のヒミツ | シンデレラダイエットのよっちゃん オフィシャルブログ

お世話になった人に届けたい貴女の基礎体温上昇のヒミツ

 

 

低温期と高温期の役割を知ろう!

 月経開始日から次の月経開始日前日迄を1周期とすると周期前半に比べ後半は0.3〜0.5℃程高い基礎体温になるのが正常です。

 

 周期前半の低温期は、卵巣内で卵胞が発育し、子宮では内膜がはがれ落ち再生する時期にあたります。

 

 後半の高温期は、卵巣内で排卵後の卵胞が黄体になり、子宮では、内分泌液が蓄えられる時期にあたります。また、基礎体温が高くなるのは、黄体から分泌される黄体ホルモンにより子宮内膜にある分泌腺の働きが活発になり、これを助ける血液の供給が促進され体内のエネルギー代謝が活発になるからです。

 

 妊娠、出産を待ち望む女性にとってハッキリかつ急激に高温期が現れることが必要です。受精卵を確実に着床させ、胎盤形成迄の養育を維持し流産を防ぐためです。低温期から0.3℃程度差がある高温期へは、1〜2日で急激に移行し10日以上安定的に維持されるのが理想で、脳の視床下部→脳下垂体→卵巣とホルモン分泌がなされ、卵胞成熟→排卵→黄体形成という過程が順調に進んでいることを示しています。

 

 正常な月経周期の仕組みを以下に説明します。

視床下部で、GnRHというホルモン分泌指令がで、FSHという卵胞刺激ホルモンが分泌されます。

 

 次に脳下垂体で、LHという黄体化ホルモンを分泌し卵巣に作用し卵胞の発育、排卵、ホルモン分泌を即します。

 

 次に、卵巣で、エストロゲンという卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜が厚くなり、ホルモン分泌が低下するとはがれ、月経として流出します。また、卵巣のホルモン分泌は、中枢へフィードバックします。