「距離は尊厳」
これは上司が呟いた言葉だ。
確かいつものうどん屋さんで、
代表の朝倉に対する例えで話した事例だったと思う。
尊厳とは?
・尊く、厳かなこと
・気高く犯しがたいこと。また、そのさま。
距離は尊厳、ということは?
相手に対する距離感をどう持っているのか?
これが相手への尊厳であり、
距離そのものが尊厳である。
・・・ということを教えられたと思う。
そのときは感覚で捉えていたが、
何となく言いたいことはわかる。
自分はどうだろうか。
社内はどうだろう、組織はどうだろう。
トップに対する尊厳はどうだろうか。
たとえどんなに長い年月を共に過ごしても、
近しい場所にいても、
そこには「尊厳=距離」というものがある。
それを意識するからこそ距離が出てくる。
そうでなければ距離(尊厳)は出てこない。
自然にできるものだとは思わない。
自分はどうだろうか?
相手に対し距離=尊厳を持って接しているだろうか?
どんなに近くて親しくなっても、
ある部分では距離=尊厳をもつ。
自分にとって大切な大事な人であればある程、
持つべきものだと思う。
これは友人に対しても親兄弟に対しても同じ。
大事だと思う。
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組織の上下関係においては、
円滑なコミュニケーションで良好な関係を築く一方で、
上司と部下の間では一定の距離を保つことが求められる。
何故なら、上司にあたる管理職は、
部下を指揮するだけでなく、評価も行う立場にあるのだから。
そのため、全ての部下に対して
平等な接し方をすることが求められ、
上司と部下が慣れ合いの関係になると、
部下の言動に節度がなくなり、
最悪の場合は暴走するなど、
組織内のコントロールができなくなる
可能性も出てくる・・・。
「距離は尊厳」
なるほど・・・・。