好印象ポイント5
ポイント5 「キビキビした動き」
スマートな動きも、好印象を与える条件です。
お辞儀ひとつにしても、「ながら礼」にしない。
あいさつの言葉を言いながらお辞儀をしているのは「ながら礼」
です。それでは自分では礼をしたつもりでも、だらしなく見えて
しまいます。
要するに、言葉と動作を分けること。
まずきちんとした姿勢であいさつを述べてから、お辞儀をします。
そして常に背筋をピンと伸ばしていること。
そうすると、すっきりとした立ち居振る舞いになります。
男性でも女性でも立ち居振る舞いが美しいと、
「おっ、この人は何かが違う…。優れたものをもっているはず」
という印象を与えることができるのです。
歩き方、ドアの開け方、すべて見られています。ピシッとしましょ
う。
自分をアピールするためか、話をするときにオーバーなアクショ
ンをする人がいますね。それは勘違いです。よけいな手の動きは、
手に不快感を与えてしまいます。動きは最小限の方がいいです。
なにごとも余分なものはいりません。たとえば腕組み、足組みを
している人を見て、どう感じますか?
たとえ上司であっても、そんな姿勢態度の人に心を開く気持ちに
なるでしょうか。
部下にしてみたら、そんな上司の姿勢態度から自分本位な人間性
を感じてしまいます。
動き、姿勢、態度は自分ではなかなか気づきません。
悪い癖になってしまい、損をしている人もいるのが残念です。