今日のテーマは、腎機能チェックと対策です。
腎機能とは、単に腎臓の機能でなく、水分代謝や生殖器やホルモンを司る機能を言います。また、歯や骨が弱る、白髪薄毛、性的減退、排尿障害、ぼけ、記憶力低下、聴力障害等、この腎機能が低下することにより起こりますので、腎機能低下は、老化と考えています。40歳以下で、このような老化現象がある場合は、不摂生な生活か親から引き継いだエネルギーが低い状態であることが言えます。
腎機能と相互に影響を受ける肝機能と合わせ対策することが若さを維持には、重要となります。
では、腎機能チェックを項目を説明しますね。今日は、何項目該当するかな?
髪が細く弱い、あるいは若白髪がある。
脱毛が目立つ。
目の下にクマがある。
目に力がない。
瞼が浮腫みやすい。
顔が黒ずんでいる。
耳の周りに湿疹ができやすい。
舌の周囲に歯形がつく。
舌が赤く舌苔が薄い、あるいは舌の色が白っぽく舌苔も厚い。
歯が弱く虫歯が多い。
排尿障害を感じる。
浮腫みやすい。
疲れやすく回復力が低い。
性的能力が減退している。
足腰がだるい。
寒がりで手足が冷える。あるいは手足が火照る。
午後に微熱が出やすい。
骨や歯が弱く背が伸びない。
耳鳴りや中耳炎や難聴になりやすい。
無気力である。
腹式呼吸がしにくい。
耳は、経絡を通じ腎機能とつながっていますので、腎機能低下は、耳のトラブルを起こしやすいのです。また、腎機能が低下すると生命力も低下しますのて、目に力がなく無気力症状、足腰の冷え(舌が白っぽく舌苔が厚い)、トイレ回数増加など尿障害、浮腫みやすい、男女共更年期障害、微熱(水分保持力が低下し舌の赤みが増し舌苔が少なくなる)、血液の透過力低下(老廃物が溜まり目の周りから顔や全身に黒ずみが広がります)などの症状が出るのです。
生活習慣対策として次の事項をおこないましょう。
1、足腰を鍛える為に毎日散歩する。
2、早寝を習慣とする。
3、冬場は、暖房を控え目にして適度な厚着にする。
4、過度な性行為を控える。
5、伝統的な和食を食べる。特に、黒豆や胡麻やワカメや昆布やヒジキ等黒い食材と、イカやタコやナマコやカキや山芋等ムメリのある食材を一物全体食を意識して摂取する。
漢方薬のファスト選択としては、火照り系には、コ菊地黄丸を、冷え系には、八味地黄丸を、尿障害には、牛車腎気丸を、精力減退には、海馬補腎丸か参ジョウ補腎丸か至宝三ベン丸で回復に努めます。