毎週土曜日の特別テーマ【可愛い赤ちゃんを貴女に】
の第12回目です。
具体的には、各周期と漢方薬の活用です。
病院での不妊治療は、体外受精・顕微受精・排卵誘発剤・ホルモン療法等で、妊娠迄のプロセスの一部を人工的に進行させる方法を駆使してきました。
そのために安易に頼りすぎ、女性自身の妊娠の準備を軽視しているのではないのでしょうか?
1回50万円とか100万円とかの費用をかけても着床されないのは、女性自身の体が妊娠を受け入れる準備整っていないからなのです。
漢方薬を活用し、基礎体温を正常に戻し無理なく自然な妊娠をして戴きたいので、各周期毎の漢方薬の代表例を御紹介させて戴きます。基礎体温を測定し、綺麗で若さを維持する方法としても御活用になれます。
是非とも二層型を堅持して戴きたいです。
①月経期:
期間は、5日程度で、この期は、端的に言うと子宮内の大掃除で、子宮内膜を再生する前段階として主要な粘膜層の全部を剥離溶解して月経血として体外に排泄する役割があり血液が不足
しがちになります。よって、主に冠元顆粒等(理気薬+活血)と婦宝当帰コウ等(補血薬)を服用し改善に努めます。
②卵胞期:
月経期後約7~10日程度で、この期は、端的に言うと卵のベッド作りで、粘膜層への血液供給(栄養素供給量を増やす)を再開し子宮内膜新しい粘膜層を再生・増殖させ、卵巣内では1個の卵巣を成熟させる役割があります。よって、主に、冠元顆粒等(理気薬+活血)と婦宝当帰コウ等(補血薬)とコ菊地黄丸等(補陰薬)を服用し改善に努めます。
③排卵期:
卵胞期後数日間で、この期は、卵端的に言うと卵を迎え子宮内のウオームアップで、巣内の成熟卵胞から排卵させ黄体を作り低温期から即座に高温期に移行させる役割があります。よって、冠元顆粒等(理気薬+活血)と婦宝当帰コウ等(補血薬)を服用し改善に努めます。
④黄体期:
排卵期後約14日間程度で、この期は、端的に言うと子宮内にミルクを貯めてベッドを柔らかくする時期で、子宮内膜に再生された分泌液を蓄え受精卵を着床・養育出来る体制を整える役割があります。また、黄体ホルモンにより子宮内への血液供給量を加速しエネルギー代謝を高め
基礎体温を0.3~0.5℃高く維持される時期です。よって、冠元顆粒等(理気薬+活血)と
婦宝当帰コウ等(補血薬)と海馬補腎丸や参茸補血丸等(補陽薬)を服用し改善に努めます。