今日のテーマは、乾燥肌です。
乾燥肌の原因で最も多いのが、体内の水分代謝を
司る腎機能の低下です。
その次は、肝機能低下による血液不足で、
体内の隅々まで栄養素がいき渡らないのが原因です。
また、血液の流れが悪いのも原因になります。
漢方薬では、腎機能改善として、補腎薬の中から、
こ菊地黄丸など補陰薬を、造血効果には、
婦宝当帰こう等補血薬を、血流改善効果には、
冠元顆粒等活血薬の中から選択し服用して
戴きたいです。
腎機能低下と肝機能低下は、同時に起こり
やすいので、上述の3種類の漢方薬を
活用してみましょう。
対処クリームとしては、リスブランの
カルシウムシリーズのクリーム等も
活用すると良いです。
食材としては、イカ、牡蠣、ナマコ、キクラゲ、
白キクラゲ、黒豆、黒胡麻、ひじき、どんこ、
山芋等で腎機能改善を、緑黄色野菜、大豆、
大豆製品、ひじき、レバー、ナツメ、イカ、
牡蠣、キクラゲ等で造血効果を、サンマ、
サバ等青魚(特に血合い部分は、EPAや
DHAが多い)、ニラ、らっきょう、酢、
長ネギ、タマネギ、パセリ、ニンニク、フキ、
ししとう、玄米、ピーマン、ちんげん菜等で
血行改善をはかってみましょう。
調理例として、青魚の梅干し柔らかい煮、
牡蠣の豆乳チャウダー、アボガドとマグロの
サラダをご紹介致します。
青魚の梅干し煮
材料(2人分)
サンマ等青魚2匹、ショウガ2かけ、
醤油少々、酸味のある梅干し2個、
細ネギ適量、水1カップ、酒と蜂蜜大さじ1
作り方
サンマの頭とワタを取りきれいに洗い
3つに、ぶつ切りに、ショウガは、
薄くスライスします。
鍋にショウガと水と醤油以外の調味料を
加え煮立て、サンマと梅干しを入れ
コトコト煮込みます。
最後に、醤油で味を整え、器に盛り、
細ネギをふりかけたら完成です。
牡蠣の豆乳チャウダー
材料(2人分)
牡蠣10個程度、片栗粉大さじ1、
酒大さじ2、じゃがいも1個、にんじんと
タマネギ1/3、エリンギ1本、
ニンニク1かけ、豆乳とコンソメスープ
1カップ、オリーブ油大さじ1、
バターと粗塩小さじ半分、小麦粉大さじ1、
胡椒少々
作り方
牡蠣を良く洗い、小麦粉をまぶします。
ニンニクをみじん切りに、タマネギと
じゃがいもとエリンギとにんじんを
5mm角程度で切ります。
鍋にオリーブ油とニンニクを入れ弱火で
炒め香りがでたら、タマネギ、じゃがいも、
にんじん、エリンギと加えて炒めた後、
バターと小麦粉を加え野菜を良く
かき混ぜます。
コンソメスープを入れ、粗塩と胡椒を
入れ弱火で野菜に火を通します。
更に、豆乳と牡蠣を加え火を通し
再度粗塩と胡椒で味を整えたら、完成です。
アボガドとマグロのサラダ
材料(2人分)
アボガド1個、マグロの赤身120g程度、
白胡麻適量、枝豆適量、醤油大さじ1強、
胡麻油小さじ1、わさびと和風出汁少々
作り方
枝豆を茹でる。
アボガドとマグロを2cm角で切ります。
ボリ袋に、調味料関係を全て入れ混ぜ
合わせ、アボガドとマグロを入れて更に
混ぜ合わせ冷蔵庫に30分寝かせたら、
完成です。