健康な頬は、透明感のあるピンク色です。
また、血行が良い為に艶があります。
今日の貴方の頬を確認してみましょう。
①白っぽい頬。
貧血や血量が少ないと頬は、白っぽくなります。
同様に唇や舌や瞼の裏も白っぽくなります。
これは、ヘモグロビンが少ない為です。
また、呼吸器系が弱い人は、メラニン色素を
作る働きが弱い為に色白になります。
②赤くほてる頬。
頬の赤みの強さは、熱の程度をあらわしています。
熱は上昇しますので頭部に熱がたまりやすいのです。
ぞくにいう、のぼせってやつです。
老化や疲労や出産等で体が貧弱している時は、
顔色は白く頬だけ赤みをさし微熱の症状があらわれます。
この症状に唇や舌の赤みが強く、口の乾き、乾燥肌、
手足のほてり等の症状がある場合は、腎機能の陰液が
不足している状態です。
また、白っぽい口や舌、食欲不振、足腰の冷え、
精力減退等の症状の場合は腎の生命エネルギー不足
の状態です。
頬の赤みが目立ち、動くと汗や動悸や息切れ、
全身の血行障害、目の充血、頭部や顔に熱、
下半身の冷えとむくみ等をともなっている場合は、
心臓の機能が低下しています。
食べ過ぎ、興奮状態、感染症等の場合も体の熱が
上昇するために頬が赤くなります。
貴方の頬の色は、ピンク色でしたか?
そうでない場合は、早めに対応しましょう。
なお、腎機能とは単に腎臓の機能ではありません。
水分調節や精や生命エネルギー等幅広く管理
している機能です。
中国医学では、この腎臓が低下することを
老化と言います。
また、腎機能には腎陰と腎陽がありバランスを
とることも大切なのです。