人間力こそが成功する組織構築のきめてであると当グループは断言する。
昨今の企業も個人も金銭による判断と手法への拘り、日本の素晴らしさを失ってのではないかという
危機感からです。江戸時代の江戸は、世界一の大都市でもあり、急激な人口増加により、当初は、喧嘩など争いが絶えなかったそうです。江戸時代中期以降には、幕府の道徳教育指導や江戸町民の知恵の効果により世界一自由で住み良い町にまでだったそうです。その知恵とは何かと申しますと陽明学を中心とした他人への思いやりです。 現在では別名として「江戸しぐさ」と言われる行為です。江戸商人は、この江戸しぐさを実施することにより商売を繁盛し地域での貢献を行っておりました。この江戸しぐさこそ、商売のノウハウでしたので文章化し、外部流出することなく歴代当主にのみ伝えられてきたそうです。この思いやり力こそ、当グループは人間力と定義しております。
さて、具体的に人間力を実行するには、どんな点に気を配れば良いのでしょうか?
当グループでは、①気配り ②目配り ③手配り の3つだと考えています。この3つの頭文字をとって、
我々は、き・め・て と呼んでおります。では、この、き・め・て、について説明させて戴きたいと思います。
①気配りを言い換えると、想像・仮説構築する行為です。
②目配りを言い換えると、現場での観察・洞察する行為です。
③手配りを言い換えると、会話・表現・行動・判断・解決する行為です
この3つの行為を具体的例をで言うと、この相手の人の家族は? 仕事内容は? どんな趣味なのか? どんな信条の持ち主なのか? など仮説を立て、その時々の場面でのこの相手の人の心理や表情などを考察により仮説を検証し、その仮説検証の結果をベースとしてその相手の人と会話や解決策をなどで行動することにより感動させることです。また、このサイクルを他の人や繰り返し行うことに
精度をあげていき、関わった人の和を広げていくことが、当グループが考える成功する組織構築法です。
また、この組織構築法を実施するにあたり他人との比較でなく昨日の自分と比較して、自分が何をすべきか? を考える心構えを持つことも重要です。