昨年度の卒業式はさんざんだった。東日本大震災の影響で、ろくな卒業式ができない。


しかし唯一、よかったと思えるのは、大学8年目にして、ようやく卒業にこぎつけたA君が、卒業式に来ていたことだ。


こんなことを言うとよくないが、第一印象は、「いじめられっ子ぽいなあ」という感じ。これは私もいじめられっこだったから、同じ匂いを感じるのだ。


背はやたらに高く、力もありそうなのだが、学校という社会は、腕力だけで人気と不人気が決まるわけではない。


最近では、いわゆる「面白い子」というのが、学校の人気者になるらしい。


ちょっと気になるのだが、最近の子どもというのは、仲間との間の距離というか、空気というのを、やたらに気にしていないか?


もっとも大人だってえらそうなこと言えないが・・・


この国はどうして、こんなに不自由になってしまったんだろう・・・


他人と同じことしか言えない社会。


他人に同調するしか、生き残ることのできない社会。


こういうのって、ちょっとおかしい気がする。



病気のせいだが、馬鹿なまねをしてしまった。


昨年から、懲戒審査委員会でずっと、僕の行為が問題にされていた。クビになるのではないかとハラハラしていた。


なにせ、その行為は、学生をずいぶんこわがらせたものだったからね。


そして、明後日にも、懲戒審査委員会の結果が出る。


大した懲戒処分にはならない、と高をくくっていた。


それで気を大きくしたのか、これまで病気のせいで行ってきたことについて、仲間から嫌がらせをされてきたことを、メールに書いて、同じ講座に回してしまった。


それは告発文といってよいものだった。


上司にあたる人間から、「辞めるか、病気を治すか、どちらかにせよ」


と言われた。


まったく分かっていない。躁うつ病が治るはずがないではないか?


要するに、病気を口実にした肩たたきだ。


大学でこんなことがまかりとおるとは思っていなかったからびっくりした。


最終的には、組合に訴えるつもり。


そのまえに学部長が許さないだろう。


とにかく、戦うしかない。


病気ではないひとは、病気に甘えているというだろうな。


もしよかったら、誰か励ましのメッセージをください。


精神病の場合、病気に甘える、なんてことは絶対にないのだ。


これは脳病なのだから。

季節性双極性障害というのは、春や夏には元気だけど、晩秋から冬(初春)にかけて、うつになる、という病気。


わたしの場合は、コレ。


東京に住んでいたころから、こういう症状はありました。


十数年前に、こっちの北国に引っ越して仕事をし始めてから、とたんに悪くなった。


東京にいたころは、症状といってもせいぜい、「朝寝坊」くらいなもの。


これを薬で治そうと思ったら大変です。


たとえば、冬季のうつ状態を、抗うつ剤で抗うつ剤でやっつけようとしたら、すぐに躁転してしまう。


躁転して気分がよくなって、ちょっとハメをはずすくらいならまだしも、私の場合は、他人の胸ぐらをつかんで、恫喝までしちゃったからね。


懲戒処分になりそうになりました。(➾あと数日で判明します)


世間が精神病について、まるでわかっていないのは、これが


「脳病」


だということ。


つまり、脳の疾患と同じだということです。脳梗塞とか脳溢血とか、そういう脳病と同じだということです。


脳梗塞で暴れたりする人はいないと思うけど、脳の障碍なんだから、本人がいくら気をつけようったって、限界がある。


ところが、被害にあっちゃった人にとっては、なんでこんな目に遭うのか理解できないから、「ヤレ懲戒処分だ」ということになってしまう。


僕が胸ぐらをつかんだ相手と言うのは、もともと反りの合わない人だったんです。たとえば廊下でこちらが軽く会釈しても、返礼もしない馬鹿野郎。


そういういきさつがあるってことを、この馬鹿は理解しないんだね。


他人が言っていたことだけれど、この男は人にぶつかっても、こめんなさいの一言もいえない馬鹿である。


考えてみれば、この人がごめんなさいを言った場面というのは、まったく覚えていないな。


そういうガサツなヤツだから、精神病のこともまったく分かっていない。


この男にかんしては面白い話がたくさんあるから、これから、その都度書いてみようと思う。


今日のお薬の献立


リーマス

デパケン

セロクエル

リフレックス


以上