護衛艦「さざなみ」、海自艦艇として初めて台湾海峡を航行 | 黒潮会・海鷲便(うみわしだより)

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海上自衛隊の護衛艦が、25日、中国大陸と台湾の間にある台湾海峡を初めて通過したことが関係者への取材で分かりました。中国は、台湾海峡を欧米の艦艇が通過するたびに反発していて、今回の護衛艦の動きには航行の自由を主張するねらいなどがあるとみられます。

 

複数の関係者によりますと、25日海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が、台湾海峡を北から南に向かって通過したということです。南シナ海で行われる多国間訓練に参加するために移動していたということで、オーストラリアやニュージーランドの艦艇も台湾海峡を通ったということです。台湾海峡について、アメリカなどは艦艇が自由に航行できる国際水域としていますが、中国は、欧米の艦艇が通過するたびに反発しています。

 

海上自衛隊の護衛艦が台湾海峡を通過したのは今回が初めてで、航行の自由を主張するねらいなどがあるとみられます。(NHK)

 

台湾海峡は国際海峡であり各国の艦艇が自由に航行して何等の問題もありません。中国が事あるごとに他国への抗議・反発の意思を示しても誰からも相手にされません。しかし、日本だけは中国を刺激するのを恐れて今まで海自艦艇を航行させていませんでした。

 

中国は日本を舐めています。先日の男児殺害事件での中国当局の不誠実な対応を見れば明らかです。海警による度重なる尖閣への領海侵犯、8月の中国電子偵察機Y-9による領空侵犯、更には空母「遼寧」が接続水域に入るなど軍事的挑発もエスカレートするばかりです。

 

日本側が”遺憾だ、遺憾だ”の繰り返しでは増々、中国は日本を舐めてきます。

 

今回、「さざなみ」が海自艦艇として初めて台湾海峡を航行したのは岸田総理の指示によるものだそうです。今回、遅ればせながら海自艦艇が台湾海峡を航行したのは中国に対してある程度のインパクトを与えたものと評価します。

 

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