黒潮会・海鷲便(うみわしだより)

 

アメリカ海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が10月16日から19日にかけて横須賀基地に寄港しました。本艦の来日はこれが初めてです。本艦は自衛隊と米軍が計5万人以上を投入する最高レベルの実動演習「キーン・ソード」に参加。その後、緊迫する中東海域へ向かうと予想されます。

 

 

今回の寄港は短期間だったので艦載機が満載状態です。

 

横須賀以外を母港とする米空母が横須賀へ寄港するのは2022年の「エイブラハム・リンカーン」以来、約4年ぶりとなりました。

 

 

 

 

 

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[マニラ 19日 ロイター] - フィリピン外務省は19日、中国の井泉駐フィリピン大使を呼び出し、同大使の発言が武力行使の脅威をほのめかしているとして、「深刻な懸念と強い抗議」を表明した。井大使は先週、メディアに対し、フィリピンとの対立において中国は「容易に勝利できる」と述べた一方で、「われわれは平和を愛している」ため、中国は武力を行使しないと語った。

 

これは、フィリピンの国防相が中国を「地域のトラブルメーカー」と表現したことに対する質問への回答だった。フィリピン外務省の声明によると、ラザロ外相は井氏に対し、その発言は「挑発的かつ容認できない」ものであり、両国間の緊張した雰囲気を悪化させたと伝えた。ラザロ氏は、敏感な問題は、対話と関与の余地を残す確立された外交ルートや二国間メカニズムを通じて対処されるべきだと述べた。南シナ海の島や岩礁を巡り対立してきた中国と、米国の同盟国フィリピンはたびたび激しい応酬を繰り広げている。

 

中国外務省は19日、フィリピンの一部の議員による井氏の召喚や追放要求について問われると、一部の個人による中国関連問題の「悪意ある誇張」に断固として反対すると表明した。同省報道官は定例記者会見で「フィリピン側は、一部の政治家によるこうした無責任な言動を抑制するための具体的な措置を講じるべきだ」と述べた。また、二国間関係の改善は両国にとって利益になると述べた。

 

その汚い首を斬ってやる

 

高市首相の所謂。台湾有事発言の際も薛剣在大阪総領事(当時)が”その汚い首を斬ってやる”、とおよそ一国を代表する外交官とは思えない様な低劣な暴言を吐き多くの日本人を震撼させました。

 

この様な非礼極まる中国の外交的対応は日本に限らずフィリピンなど他の国でも同じです。中国が対等に見る相手はアメリカとロシアの2か国のみであり他は全て軍事力で恫喝する格下の三等国に過ぎないのです。かつての中越戦争(中国側名称:対越自衛反撃戦)を見れば分かりますが中国が犯した侵略戦争でさえ中国は自衛戦争と言い換える。数千人の学生や市民が虐殺された天安門事件に至っては歴史から抹消してしまい、無かった事になっています。

 

 

AIによる分析

 

中国とフィリピンの外交・軍事的対立は、主に南シナ海の領有権・海洋権益をめぐり、近年著しく緊迫化しています。

現状の主な構図と対立の背景、最新の動きは以下の通りです。

1. 主な対立の背景

  • 「九段線」対「EEZ(排他的経済水域)」の主張

    • 中国: 南シナ海の約9割に及ぶ海域に対して独自に設定した「九段線」に基づき、歴史的権利や領有権を主張しています。

    • フィリピン: UNCLOS(国連海洋法条約)に基づき、自国の海岸から200海里以内の「西フィリピン海(南シナ海東部)」における排他的経済水域(EEZ)の権利を主張しています。

  • 2016年 仲裁裁判所(常設仲裁裁判所)の判断

    • フィリピンが提訴した仲裁裁判で、中国の「九段線」や海洋権益の根拠を全面的に否定する判決が出されました。しかし、中国はこの判決を「無効」として一切受け入れていません。

2. 現場での軍事的・準軍事的摩擦

武力衝突に至らない手前の「グレーゾーン事態」から、実効支配や威圧行動を強化する中国側と、反発するフィリピン側の間で危険な摩擦が頻発しています。

  • セカンド・トーマス礁(アユンギン礁)

    • フィリピン軍が座礁させた老朽座礁艦を拠点として実効支配を維持していますが、補給に向かうフィリピン沿岸警備隊や軍の船に対し、中国海警局が放水砲の発射や接舷・衝突、刃物・こん棒による強硬妨害を行う事案が発生しています。

  • スカボロー礁(黄岩島)

    • 漁業権や軍用機・巡視船の警戒監視を巡り、航空機による危険接近(フレア発射など)や妨害行為が続いています。

  • 人工島拠点化への反発

    • 中国による岩礁の埋め立てと軍事基地化に対し、フィリピン軍は国際社会への情報公開(透明性イニシアチブ)を強化し、実態を告発する姿勢を強めています。

3. 外交・防衛方針の変化と国際関係

  • マルコス政権の「対中強硬・同盟重視」路線

    • 親中派だった前ドゥテルテ政権から一転、現マルコス政権は米比相互防衛条約(MDT)を軸とした米軍との連携(EDCA拠点利用拡大など)を急拡大させています。

    • 日本やオーストラリアなど、志を同じくする安全保障パートナーとの二国間・多国間演習を活発化させています。

  • 米比相互防衛条約の発動ライン

    • 南シナ海でのフィリピンの公船や軍に対する武力攻撃が発生した場合、アメリカの防衛義務(MDT第5条)が適用される旨が再確認されており、米中の直接衝突を懸念した極めて緊張感の高い抑止状態が続いています。

 

 

 

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イエメンの親イラン武装組織フーシからの攻撃を受けているサウジアラビアの航空当局は11日、首都リヤドのキング・ハリド国際空港が攻撃を受け、1人が死亡、11人が負傷したと発表した。この空港は10日にも攻撃を受け、12人が死亡、300人以上が負傷したばかり。フーシは一連の攻撃を認める声明を発表し、今後もサウジへの攻撃を続けていく方針を示した。サウジ主導の連合軍報道官は飛来したミサイルを迎撃したと発表していた。フーシは11日の声明で、過去24時間に弾道ミサイルと巡航ミサイル、ドローンを使い、サウジを標的とした四つの作戦を実施したと発表した。キング・ハリド国際空港については「一昨晩から3段階で攻撃し、空港を閉鎖に追い込んだ」と戦果を誇示した。(朝日新聞)

 

フーシ派の戦闘能力に関しては当ブログでも何回も取り上げましたが今回の連続空港攻撃でもサウジ側は有効な対抗策が取れていません。各種ミサイルを効果的に使用しサウジ軍を翻弄するフーシ派の高い戦闘力には脱帽せざるを得ません。空港機能が大きな打撃を受けるなどサウジのインフラへの影響は計り知れません。

 

 

AIによる分析

 

 

イエメンの反政府勢力フーシ派によるサウジアラビアの首都リヤドのキング・ハリド国際空港をはじめとする空港への連続攻撃は、その多様な兵器を組み合わせた高度な飽和攻撃能力や、サウジアラビアの防空網を潜り抜ける戦術の巧妙さから大きな注目を集めています。

今回の連続攻撃およびその攻撃力の高さが示している主な特徴は以下の通りです。

1. 複合的な「飽和攻撃」の戦術

フーシ派の攻撃では、速度や特性が異なる複数の兵器が同時に動員されています。

  • 自爆型ドローン(無人機): 数十機規模の「サマド」などの自爆型ドローンが使用され、防空網をかく乱・飽和させる役割を果たします。

  • 巡航ミサイル: 低空を飛行してレーダーを回避する「クッズ」系などの巡航ミサイルが活用されます。

  • 弾道ミサイル: 高速で飛来し、ブースト段階後に分離した弾頭が高速落下するため、レーダーや迎撃システムでの正確な捕捉が非常に困難な「ブルカン」などの近代化された弾道ミサイルが使われます。

2. 高い隠密性と防空網の盲点

  • 発射の隠蔽: ドローンや巡航ミサイルは発射の事前検知が難しく、高度なヒュミント(人的情報収集)や外部からの早期警戒がないと察知しにくい特性があります。

  • 迎撃システムの課題: 多額の費用を投じて配備されている米製パトリオットなどの防空システムであっても、異なるスピードや高度で同時に飛来する多数の目標(ドローン・巡航ミサイル・弾道ミサイル)を完全に防ぎきるのは容易ではなく、防空網の隙や限界が露呈したと指摘されています。

3. 地域情勢への深刻なインパクト

  • 民間航空・インフラへの打撃: 空港施設や駐機中の民間航空機が直接狙われたことで、国際的な航空各社がサウジアラビア発着便の一時運休や空域の回避を迫られるなど、経済的・社会的なインフラに対する影響が甚大です。

  • 安全保障上の脅威の拡大: 国境から離れた首都リヤドの奥深くまで到達できる長距離打撃能力を持っていることが示され、サウジアラビアや周辺国の安全保障体制に大きな再考を迫る事態となっています。

 

 

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10月10日(土)、横須賀地方隊オータムフェア2026が開催されました。

今回の公開艦艇は砕氷艦「しらせ」、潜水艦「ちょうげい」、補給艦「ときわ」、海保巡視船「さがみ」の4隻です。ヘリはSH-60K

 

逸見桟橋の「しらせ」、人が多過ぎて乗艦断念。

 

「ちょうげい」も人多過ぎ乗艦断念。

 

 

「ときわ」と「さがみ」も渋滞していましたが何とか乗艦出来ました。

 

今回、最も注目されたのが公開艦艇ではない試験艦「あすか」です。艦橋前01甲板上に新型SSM発射筒が搭載されています。

現時点で断定出来る情報はないものの25式地対艦誘導弾の艦発型の可能性がありそうです。誰でも撮影出来る状況なのは陸自25式が既に制式化されているからではないでしょうか・・・

 

護衛艦「まや」

 

「ときわ」後甲板

 

船齢47年の巡視船「さがみ」は間もなく解役されるので今回が最後の一般公開となりました。

 

 

SH-60K

 

 

 

 

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