豪原潜は英原潜をベースに共同開発 | 黒潮会・海鷲便(うみわしだより)

黒潮会・海鷲便(うみわしだより)

アフリエイトはじめました。

【シドニー時事】米英とオーストラリア3カ国は10日、安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じた原子力潜水艦の豪州配備を3段階で進める方針を固めた。まず2027年にも米海軍の原潜を派遣し、30年代に中古の米原潜を豪州が購入。その後、英原潜をベースに共同開発する新型原潜を建造し、40年代の就役を目指す。米艦配備を先行させることで、軍拡を急速に進める中国に対する抑止力強化を図る。バイデン米大統領、スナク英首相、アルバニージー豪首相は13日、米西部サンディエゴの海軍基地で会談し、原潜配備計画の詳細について発表する。

 

やはりいきなり原潜を国産化、というのは幾ら何でもハードルが高すぎたようでまず①米原潜で習熟訓練、②次いで中古米原潜で運用開始、③その次の段階でようやく英原潜(アスチュート級か・・・)ベースで共同開発、という3段階を取る様です。それでも順調に進んだとしても国産原潜を手に出来るのは今から20年も後の事です。アメリカとイギリスが全面協力してもなお原潜計画が如何に困難な道のりなのか、よく分かります。

 

 

にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ
にほんブログ村