見切りをつけられる人 | クボカワジュン (トラちゃん)

クボカワジュン (トラちゃん)

不可能を可能にする魔術師。著書に「自宅パワースポット化計画」「スピリチュアル経営学」などがある。連載:「手作り保育応援マガジン ひろば」イオンスクエア心理テスト。元総務省電気通信研修所講師 元ミューズ音楽院講師 行政書士有資格者
#覚醒プロジェクト
#東川口

子曰く、年四十にして悪まるるは、それ終わらんのみ(論語  陽貨)


(訳)先生は、言われた。四十歳にもなって人から見切りをつけられるようでは、もうおしまいである。


私も四十になったので、肝に銘じたいと思います。



私は、最近、ある人物に見切りをつけました。もう五十近くで複数の会社を経営している人ですが、決断と行動が遅く、おまけに非常に吝嗇です。速く決断と行動するように忠告したこともありますが、人をせっかち呼ばわりする始末。会社経営者としては致命的でしょう。その会社も未来がないと思います。


複数の会社を経営しているということで、力の源泉を知りたかったので、関わっていたのですが、結局、彼の力ではなく、バックにいる人物の代理をしているに過ぎないということが分かりました。


もうバカバカしいので、もう縁を切ります。


この変化の速い時代、成功している人は殆ど例外なく、迅速な決断力と行動力を持っています。


例えば、十七期連続で増収増益を続けているトリンプ・インターナショナル・ジャパンの吉越社長は、毎朝一時間、マーケティング&セールス会議を開き、四十前後の議題について自ら即決していくという。しかもそこで出た問題点は、よっぽどでない限り、翌日には解決されるというスピードの速さだ。


また、ゼロから創業し、コンサルティング会社の社長から始まって、わずか十年足らずの間に2000億以上の資産を動かす金融ファンドを創設するに至ったジェームス・スキナー氏は、「思いの速さで仕事をせよ」と言っていたのを聞いたことがある。


できるビジネスマンとは、そいういうものだと思う。