愛されマインドコーチの下辻 恵です♪
今日は「自分を好きになれない」シリーズの第4弾。
なぜ完璧主義になるのかについてお話ししたいと思います。
自分を好きになれない人って、ほとんどの方が完璧主義です。
私も昔は筋金入りの完璧主義者でした。
自分のルールから外れることをとても嫌い、そしてそれを人にまで強要していました。
自分の物差しで計れない人を批判していました。
あの人最悪!
ここを直せばいいのに!
何であんなことが出来るのか信じられない!
私、あの人無理だわ~
を、周りにいる人すべてに無意識でジャッジしていました。
それはもちろん、大切な家族や友人、彼氏までにも。そして自分に対しても。
ルールはあれば便利なものですが
細かくあり過ぎると、それに縛られてしまい急に生き辛くなります。
重い鎖のようになってしまい、身動きが取れなくなるのです。
ではどうして、そんな苦しくなるだけのルールを作ってしまったのでしょう?
それはやっぱり「頑張らないと愛されない」という思い込みから来ています。
小さい時からの積み重ねで
何かをしないと評価されない。そのままの自分ではダメなんだ。
という、思い込みで勝手にルールを自分で作り上げてしまったのです。
だからそのルールから外れたことをすると「ヤバイ!愛されない!」と
恐怖を感じてしまうのです。
これを繰り返すことによって、自分の「短所」を受け入れなくなります。
「短所」を認めることは「私は愛されない」を認めることになるからです。
これは物凄い恐怖ですよ。
愛されるために、今まで頑張ってきたのですから。
その今までの自分を全否定することになるので、絶対やりたくないことです。
私も、自分を好きになるために色々なことを試しましたが
この「短所」と向き合うことは相当抵抗しました。
「ダメな自分」なんか絶対見たくない!
「ダメな自分」を変えるために苦しんでいるのに!
ここが直れば私は完璧になるのに!
そうしたら皆が愛してくれる!
と叫んで、心が大暴れしたのを覚えています。
でもふと「それで本当に幸せなの?」という声が聞こえたのです。
本当に完璧になったら皆に愛されるの?
皆って誰?目に止まる人全員?
こんなに色々な人がいるのに、本当に完璧になったら全員が心から愛してくれるの?
と言うか「今」私は誰からも愛されていないの??
そもそも、私が目指しているような「完璧な人間」なんてこの世に存在するの?
と、ものすごい質問の嵐がやってきました。
私はこの「心の声」にとても驚いたのですが
質問に一つ一つ答えることによって
自分の考えが矛盾だらけで「完璧人間」には到底なれないことに気付いたのです。
それに私は全員ではないけど、愛してくれている人がいる!
と、気付いたのでした。
こんな厄介な性格の私にも、心から大切にしてくれる家族や友人がいる。
嫌がらずに、離れずにずっと一緒にいてくれてる。
そんな彼らは、私が「完璧人間」になることを望んでいるのだろうか?
ならなくても私はすでに愛されている!
と気づき、心の中の氷が一気に解けたのでした。

それからは「完璧主義」を手放す訓練をしました。
自分で作り上げたルールです。
自分で作り上げたルールだからこそ、自分で壊すことができるのです。
自分を好きになれない時って、心に余分なものをたくさん抱え込んでいます。
まるで「ゴミ屋敷」のように
不要なものをせっせと自分で集めている状態です。
それで気分が晴れるなら構いませんが
もし心がスッキリせず、辛いだけならそれは必要のないものなので
サッサと捨てるに限ります。
心は至ってシンプルです。
愛し、愛されたい
ただこれだけを望んでいるのです。
そこにオプションは必要ありません。
役に立たないオプションを集めるより、大切なことはたくさんあるのです。
それが「自分と向き合う」ことだったり
「自分を知る」こと「自分を認める」ことだったりするのです。
もしこの方法がわからない。と思われる方は一度お話を伺いますよ。
どこに「思い込み」があるのか探ってみましょう。
その心の鎖を外すだけで、かなり開放感を感じるはずです!
気になる方は是非お問い合わせくださいね♪