しかし、よくよく見ると、このネズミ捕り器うまく作ってあるね~。
一体、捨てられる前は何やってたんだい?
ニャンニャンニャニャニャ。
ほ~う、餌の心配は無かったから工場に忍び込んで、そこで作り方を覚えたってか。
なるほどね。ところで、お前さんよ、確かにネズミ捕りのアイデアは良いと思うがね。
ちぃと、デカすぎやしないかえ?どんなネズミ捕まえようとしてなさるんだい?
何々?目が悪くてネズミの大きさが良くわかってないってか?
それで大きめだったら大は小を兼ねるっていうから作ったってか?それにしてもだな~う~~~ん(・_・?)
そういやぁ、あんまり目の悪い猫ってのも聞いたことねぇが・・・・・
暗いところで細かい設計図見てたから近目になったってか。そんなもんかね?
でもよ、何で子供たちは棒っ切れ投げてたんだい?ほ~う、なるほどね~。
棒で脅しておいて罠の方におびき寄せようとしたわけかい?そんなにうまくいくもんかね?(;一一)
すでに、捕まえたってか?ほう!どこだい?
えっ?オイラかい!(>o<")チェッ( ´ω`X( ´ω`X
(こんなわけで、この親子3匹、トラの世話で近所に住むこととなった。名前はカケル、子供は、リンとジュン。親に似て子供たちも目が悪い。住み着いた後しばらくして牛乳瓶の底を削って3匹はメガネを掛けていた。
尚、この子供たちが将来とんでもないことをしでかすのだが、この時点では誰も知るすべはなかった)