保存療法としてのジグリング | ジグリング(びんぼうゆすり)の話

ジグリング(びんぼうゆすり)の話

びんぼうゆすりは、医学用語でジグリングと言われています。近年、ジグリングの効用が注目されていますが、このブログではジグリングの効用について様々な観点からご紹介をしてゆきます。

本日、山陰地方にお住いの方からジグリングについてのお問合せのお電話をいただきました。

 

股関節に違和感を覚え、整形外科を受診したところ変形性股関節症の診断を受けられたということでした。

その方は医師から変形性股関節症についての説明を受けられ、この疾患が進行性の慢性疾患であることを知り、

いずれは手術を覚悟するようにと告げられたそうです。

そこで、その方はなんとか手術を避ける方法がないかと医師に相談されたそうです。

 

直ぐに手術が必要というステージではないので、

保存療法をすすめられ、

筋トレとジグリングをするように指導されたということでした。

 

ジグリングについては、その病院に自動ジグリング器が設置してあり、

器械を使ったジグリングと自力でのジグリングの指導を受けられたそうです。

 

自力でのジグリングを続けることの難しさを感じられたその方は、

器械を購入することができるかどうかをたずねられたところ、パンフレットのコピーをとられ、

ご連絡をいただいたということでした。

 

その病院には、1~2か月間隔で定期的な通院を行い経過を観察していただくことになっているそうですが、

お話をお聞きして、ジグリングによる保存療法を実施する上での理想的な環境かと感じました。

 

ジグリングによる保存療法は、

医師による経過観察を行っていただき症状の進行の有無、改善の有無を把握することが大切だからです。

 

その患者さんには、お問合せのお電話で自動ジグリング器のご購入を希望されましたので、

医師の指導に従い定期的に関節の状況を観察しながらジグリングを行ってくださいとお伝えさせていただきました。

 

徐々にではありますが、ジグリングを保存療法としてご採用いただく医療機関が増えてきていることに、

安心すると同時に

もっと多くの医師の方にジグリングの情報を発信し、

患者さんに優しい保存療法としてのジグリングの普及を急がなければと感じた一日でした。

 

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