ジグリング(びんぼうゆすり)の話

ジグリング(びんぼうゆすり)の話

びんぼうゆすりは、医学用語でジグリングと言われています。近年、ジグリングの効用が注目されていますが、このブログではジグリングの効用について様々な観点からご紹介をしてゆきます。

変形性股関節症の患者さんから、

生活習慣についてのご質問がありました。

 

大切なことは、

股関節に負荷をかけないように生活することかと思います。

 

では、負荷をかけないようにすることとはどういうことか、ですが…

いくつか挙げてみたいと思います。

1)杖の使用

2)体重のコントロール

3)重たい荷物をもたない

というのが、すぐに実行できる免荷となります。

 

変形性股関節症の保存療法として、

これまで、筋トレなども推奨されていますが、

ジグリングを学んでいく上で、

わかったこととして、

もし、股関節に痛みを感じている場合は、

筋トレは気を付けた方がいいということです。

 

筋トレは、痛みが治まってから、

その前に、まず、ジグリング(びんぼうゆすり)で関節がスムースに動くようにして、

股関節回りのこわばった筋肉をほぐし、

痛みが緩和されてからの方がよいとジグリングを提唱された井上先生も話されていました。

 

変形性股関節症と診断されたら、

まずは、ジグリング。

自力でも、自動ジグリング器を使っても構いません。

その上で、先に上げた、すぐに実行できる3つに気を付けた生活を行う。

 

変形性股関節症は、進行性の関節疾患です、

手術を避けたいと思われる方は、

ジグリングを試してみてはいかがでしょうか?

 

ユーチューブでご紹介している動画を3つご紹介させていただきますので、

ご参考にしていただければと思います。

【変形性股関節症の手術回避のための保存療法】正しい「ジグリング(貧乏ゆすり)」のやり方#変形性股関節症#保存療法#ジグリング

 

股関節を守る保存療法!自力では難しい「ジグリング」をラクにする自動ジグリング器の秘密#ジグリング#変形性股関節症#在宅ケア#股関節の痛み

 

週1回病院でのリハビリだけ?それでは変形性股関節症改善はできません。#変形性股関節症#保存療法#セルフメディケーション#ジグリング

 

 

ジグリングによる保存療法で、

変形性股関節症のリハビリを行う場合、

ジグリングの推奨時間は進行の度合いによって異なると言われています。

 

初期ー進行期の場合は、1日30分程度

進行期の場合は1時間程度

進行期ー末期の場合は1時間半程度

末期の場合は2時間程度が推奨されています

 

1日30分から1時間程度は、予防と進行抑制、

1日1時間から1時間半程度は進行抑制と股関節の修復改善

1日1時間半から2時間程度は修復改善ととらえるとよいのではないでしょうか

 

次に、この時間ですが、連続で行うものではありません。

1日のトータル時間として、考えてください。

ウオーキングも1時間より2時間の方が疲れるように、

ジグリングも続けて、1時間とか2時間行うというものではありません。

自動ジグリング器に設定されているタイマーは、5分、10分、20分の3段階ですが、

これにも意味があります。

最長連続施術時間は20分にして、

20分したら少しの時間でも休憩するようにしてください。

過度な負荷は、疲労につながります。

空いた時間にジグリングそれこそが、ジグリングで変形性股関節症を克服する近道となります。

 

長い時間をかけて、進行してしまった変形生成股関節症、

手術を回避した保存療法で症状の改善を望むには、

ある程度の時間がかかることはあらかじめ理解しておいた方がよいと思います。

 

痛みの軽減や、股関節の可動の改善は早い方で2か月程度で実感されますが、

痛みや動きにくさが改善されてからも続けることが

とても大切です。

このブログでも何度か書かせていただいておりますが、

毎日少しでもジグリングを続けていくことで、

手術回避に近づく方法となります。

 

もし、手術を本当に回避したいなら、

まずは、ジグリング(自力でのびんぼうゆすり運動でもOK)で症状の改善を試してみることをお勧めいたします。

 

一度、人工関節に置換された股関節はもう元には戻せません。

 

変形性股関節症と診断されたら、

まずは、ジグリング(びんぼうゆすり)で保存療法を是非お試しください。

 

ジグリングに関するご質問、お問合せは、コメントをいただくか、

シセイメディカルのお客様相談室からおたずねください。

 

昨日、神奈川県在住の女性より、ジグリングに関するお問い合わせのお電話をいただきました。

 

とても矍鑠としたお話し方で、ご年齢をお伺いした際に、

思わず聞き直したくらいです。

 

それは、さておき…

 

ご相談というのは、かかりつけの整形外科で、

変形性股関節症の初期と診断され、

症状がすすんだら手術を考えた方がよいと言われたそうです。

 

ご年齢のこともあり、手術はしたくないと話されたところ、

保存療法で様子をみてみることを示唆されたということでした。

保存療法には、ジグリングをすすめられ、

しばらく毎日、家で「びんぼうゆすり」をしておられたそうです。

 

そんな時、同じ病院に通っておられる顔見知りの方も

変形性股関節症と診断されていたことを

聞きご相談されると、

その方は、自動ジグリング器を使っておられるとのこと、

また、それまで気づかなかったらしいのですが、

その病院のリハビリルームに自動ジグリング器が

置いてあり、試しに使ってみたところ、

足を置くだけで楽にジグリングができたと話してくださいました。

 

お電話では、

自動ジグリング器の使い方について、

色々とご質問されておられましたが、

まだ、初期進行期の段階なので、

1日30分以上を目標にジグリングをされることをお勧めいたしました。

 

もう少し若かったら、

手術(人工関節)を考えてもいいかもしれないけど、

手術をする体力、術後の回復する体力に不安があるので、

やはり手術は考えられないとおっしゃっておられました。

 

また、ジグリングをしてもすぐに良くなるわけではなく、

毎日の積み重ねが必要とお伝えすると、

「すぐによくなるなんて、思っていない、

毎日ぼちぼちジグリングをして、手術をうけなくてもいいようにジグリングを

してみます」と

お話いただきました。

 

器械の使い方や、ジグリングについてのご質問がある際には、

いつでもご連絡をしてくださいとお伝えし、

時間外でも、転送電話でご相談を受けているので、

いつでもいいですよとお話しすると、

安心され、

「それでは、これからお世話になります…」

とおっしゃってお申し込みをいただきました。

 

この方の場合、

患者さんに寄り添って保存療法をまずは、勧められる

お医者さんに出会っておられて、

とても幸せなかただなと感じました。

 

ジグリングのことで、

ご質問がある時は、いつでも、

ご連絡お待ちしております。