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ジグリング(びんぼうゆすり)の話

びんぼうゆすりは、医学用語でジグリングと言われています。近年、ジグリングの効用が注目されていますが、このブログではジグリングの効用について様々な観点からご紹介をしてゆきます。

昨日、三重県の病院より自動ジグリング器について、

お問合せをいただきました。

 

こちらの病院では、約10年前から変形性股関節症の患者さんにむけて、

ジグリングを推奨していただいており、

多くの患者さんに改善・進行抑制の効果がみられているとのことでした、

医療連携プログラムをご推奨いただき、

少しでも経済的負担が少なく患者さんに自動ジグリングをご利用いただいているとのことでした。

 

医師のご推奨でジグリングによる保存療法を始めてみようと思われている患者さんには、

ジグリング研究会の企画する医療連携プログラムをお勧めいたしております。

 

難しい手続きはございません。

ジグリングを行うにあたり医療機関での経過観察をしていただける状況にあるかどうかのご確認のみさせていただいております。

 

詳細は、ジグリング研究会の、もしくはShisei Medicalのお問合せフォームよりご連絡をいただくか、

お電話いただければと思います。

 

 

 患者様ご自身の血液から炎症を抑える良いタンパク質と軟骨を守る成長因子を高濃度抽出し治療を行うPRP (多血小板血漿: Platelet-Rich Plasma)を受けられた変形性股関節症の患者さんが、ジグリングを併用するとよいと医師から推奨されたとのことで、自動ジグリング器のお問合せをいただきました。

 お名前をお伺いした医療機関は、初めてお聞きする病院でしたが、患者さんによると保存療法を中心に診療を行われておられる病院とのことでした。股関節症の病期は末期に近いらしく、手術も勧められたとのことですが、患者さんは可能な限り手術を避けたいとの思いが強く、PRPを受けられたとのことです。その後、病院での定期的なリハビリに加え、自宅でも自主的なリハビリを行うよう指示され、ジグリングを勧められたとのことです。

 念のため、現在の症状をお伺いし、自力でのジグリングを行っていただき、痛みの憎悪が感じられないことを確認させていただいた上で、自動ジグリング器のお申し込みをいただきました。

 

 この患者さんの場合、病院でも経過の観察を行っていただける環境が確認できましたので、医療連携プログラムのご利用をいただきました。

 

 PRPを受けられた患者さんがジグリングの併用を医師から勧められたと患者さんから直接お伺いさせていただいた症例でしたので、ご紹介させていただきました。

 

 今回、自動ジグリング器のご利用をいただき、ありがとうございました。

 保存療法の併用により、早期の改善をされることを心よりご祈念もうしあげいたします。

 

 

日頃は、自動ジグリング器の無料レンタルのお問合せをいただきありがとうございます。

 

レンタルについてですが、

無料レンタル及び1か月のリユース品レンタルに関しまして、

ご用意しております自動ジグリング器の数量には限りがございますため、

お手元にお届けするまでに日数を要する場合がございますので、

お問合せの際にすぐにご利用いただけるかお伝えさせていただいております。

予めご留意いただきますようよろしくお願い申し上げ致します。

 

今後とも自動ジグリング器のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げ致します。

 

 

本日、変形性股関節症初期と診断された患者さんからお問合せをいただきました。

 

診察を受けることになったきっかけは、

座位から、立ち上がる時に感じる違和感と軽い痛みだったそうです。

また、長時間歩行の次に日には股関節に軽い痛みがあり、

念のためと思い整形外科を受診。

 

その医師は股関節の専門医ではなかったようですが、

レントゲンをとり、

変形性股関節症の初期と診断。

痛み止めと骨を強くする薬を処方されました。

痛みがひどくなるようなら手術を検討した方がよいと告げられたそうです。

 

その患者さんは帰宅後、

ネットで変形性股関節症について色々調べ、

2回目の受診の時に、

手術を回避する方法はないかと医師にたずねたところ、

治療は手術の方が早いような内容の話をされたと記憶しているとおっしゃっておられました。

 

その後も、色々と股関節症について調べ、

保存療法があることを知り、

ジグリング研究会のHPに辿り着き、

ご連絡をいただきました。

 

できれば手術をしたくないとのことで、

症状が軽いうちに保存療法を行いたいとのお話。

 

お電話で、医師から保存療法についての説明はなかったかとおたずねしたところ、

症状がひどくなったら手術の方が早いと言われただけとのことでした。

痛み止めの薬を処方され3ヵ月毎に経過を診てもらっているとのことです。

 

通常、

変形性股関節症の診断がされると

まずは、保存療法を行い経過をみることをお話させていただきましたところ、

医師からは筋力をつけるように指示されたとのことでした。

 

他に、なにか指導はあったかどうかをお聞きしたところ、

手術を念頭に入れたお話があったと言われておられました。

 

この患者さんのご希望は、手術を回避したいとのことでしたので、

ジグリングによる保存療法についてのお話をさせていただき、

必ずご担当医の経過観察を受けつづけることをお約束いただいて、

医療連携プログラムを利用したジグリング器のお申し込みをいただきました。

 

次の受診の際に、ジグリングの保存療法を行い始めたことを医師にお話をいただき、

医療報告が必要な場合、研究会にご連絡をいただければご担当医に文献資料をお送りさせていただくこともお話いたしました。

医療情報は基本的には医療従事者にしかお渡しすることができないこともお話をし、

患者さんには、毎日のジグリングを実施していただき、

ご担当医とともに経過をみることをお願いいたしました。

 

この患者さんのように早い段階で保存療法を実施することで、

症状の悪化を防ぎ、改善、完治もかなり期待できるのではないかと思います。

 

股関節に違和感を感じたら、できる限り早い段階で、

ジグリングを始めとした保存療法で手術回避の可能性は高まると思いますので、

股関節に違和感を覚えたらまずはジグリング、自力でも器械を使ってもどちらでもよいので始めて見てください。

 

お近くにご相談できる医療機関やご相談相手がおられない場合は、

ジグリング研究会運営事務局または、シセイメディカルまでご一報いただければ

医療機関のご紹介をはじめ、治療に関するアドバイスをさせていただきます。

 

 

 

変形性股関節症と診断されてジグリングによる保存療法をされている方から

施術時間に関するお問い合わせをいただきました。

 

ジグリングは、どれくらいの時間行うのがよいのでしょうか?

ということと

健側も行った方がよいのでしょうか?

というお問合せです。

 

まず、罹患側ですが、

股関節症のステージにもよりますが、

基本的には1日の間に1時間半~2時間を目標に行うことがよいとされています。

連続ではなく、1日のトータル時間です。

連続で行う際には、タイマー上限の20分とし、少し休憩をはさんで行います。

ジグリングを行うことは、関節液の股関節軟骨への潤滑を促すことが一つの目的であるためです。

連続して行うよりも、1日の間に関節液の潤滑を良くする時間を多くとることが目的です。

 

また、健側に対しては特に時間が規定されているわけではありませんが、

股関節症の予防目的では、1日30分位を目安にジグリングを行うとよいとされています。

 

ご連絡をいただいた方のお話をお伺いすると、

1日1時間半を大体半分ずつ罹患側と健側で行っておられるそうで、

時間の配分を変えてみますとのことでした。

 

また、今回お電話をいただいた理由は、

ジグリングを始めて少し足が楽になってきたので、

施術時間を減らしたところ罹患側がこわばったようになってきたため、

時間をまた多くするようにしたらよくなり、

念のため確認をしたかったとのことでした。

 

ジグリングで症状の改善がみられているとのことで、

引き続き頑張ってジグリングを行っていただければと思います。