ジグリング(びんぼうゆすり)の話

ジグリング(びんぼうゆすり)の話

びんぼうゆすりは、医学用語でジグリングと言われています。近年、ジグリングの効用が注目されていますが、このブログではジグリングの効用について様々な観点からご紹介をしてゆきます。

自動ジグリング器の使い方の応用です。

 

通常、椅子に座ってびんぼうゆすりの要領でジグリングを行いますが、

私の場合、脚を伸ばしてジグリングを行うことが多いです。

 

自宅には、ソファや椅子がないことが要因です。

 

ご紹介している動画は、事務所で撮影していますので、

ソファに座って、組立椅子に器械をのせて脚を伸ばしてジグリングを行っています。

自宅では、座椅子に座って脚を伸ばす方法で行っています。

 

テレビを見ながらのジグリングなので、とてもリラックスして行うことが可能です。

 

毎日行うジグリングですから、

色々と工夫しながら保存療法をするとよいのかもしれません。

 

脚伸展ジグリングの動画は、下記をクリックしてください。

ジグリング脚伸展股関節・膝関節

 

youtubeのジグリングチャンネルでのご視聴となります。

変形性股関節症と診断されたらジグリング

(上をクリックするとyoutubeの動画をごらんいただけます)

 

股関節に違和感を感じ、整形外科を受診したら変形性股関節症と診断され、即手術を示唆されて戸惑った方も多いのではないでしょうか? 

 

変形性股関節症の治療、改善の最終手段は手術であることには違いありませんが、痛みがよほど重篤でない限り、通常まず保存療法を試して経過観察を行います。 

 

保存療法を行って、症状の改善、進行の抑制が確認されれば即手術とはならず、さらに経過を看てゆくことになります。 

変形性股関節症の保存療法の中でも注目されているのが、ジグリング(びんぼうゆすり)です。

 ジグリングは、症状の改善、変形性股関節症の進行の抑制に効果があるとされている保存療法です。

自力で行ってもよいし、自力で行うことが困難な方は、ここでご紹介させていただいている自動ジグリング器をお試しください。 ジグリングに関するごご相談お問い合わせは、

シセイメディカル のホームページまで

最近、youtubeの活用の仕方を改めて勉強し始めました。

 

ジグリングチャンネルは、随分前から開設しておりましたが、

ホームページに掲載する動画の保存先程度にしか利用しておりませんでしたので、

もっとしっかり、

保存療法、リハビリテーション、訓練装置としてのジグリングについて情報発信をしなくてはならない、

また、

苦手なネットを使いこなさなければと思い

改めて、学び始めているところです。。。

 

ジグリングチャンネルでは、現在、

ジグリングinfoのホームページや

Shisei Medicalのホームページに掲載されている動画になりますが、

自動ジグリング器の使い方について、

色々と掲載しておりますので、是非、参考にしていただければと思います。

 

自動ジグリング器を活用して、

股関節、膝関節、足関節、肩関節等

痛みのない、健康な生活のご提案ができればと考えています。

 

チャンネルのご視聴にはジグリングチャンネルの文字をクリックしてみてください。

ご視聴お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

ジグリングはこれまで、主に下肢、特に股関節の保存療法として取り入れられてきました。

近年では、ジグリングのゆすり効果により上肢への適用が始まってきています。

 

以前、少し触れたことがありますが、肩のこりや痛み(特に四十肩や五十肩に代表される)の緩解に

取り入れているクリニックもあります。

ジグリングを行うことで上がらなかった肩が短期間で上がるようになったり、

首を後ろに向けることがつらかった状態も解消される可能性が高いことがわかってきました。

四十肩や五十肩は通常は、2年ほどかかるとのことですが、

ジグリングを行うことで2~3ヵ月で肩がスムーズに動くようになるとのことです。

 

また、今年の春に開催された日本リハビリテーション学会では、

脳卒中の後遺症による上肢痙縮のある患者さんに対して、

ゆすり運動による訓練を行うことで筋肉の緊張がほぐされたり、

自力で上げることができなかった手を挙げることができるようになったりとの報告がなされました。

臨床研究も実施されておりますが、

詳細はこちらで書くことはできませんので、

ご興味のある方は、「臨床研究等提出・公開システム」を検索していただき、

検索ワード「ジグリング」をand検索していただくと閲覧することができます。

 

関節に負荷をかけない状態で、ゆすることにより下肢だけでなく上肢(上腕、肘、前腕、手)も

健康な状態に保つことができるジグリングが、多くの皆様のお役に立てることがわかってきました。

 

今回は、

自動ジグリング器を使った上肢のゆすり方を簡単にご紹介させていただきます。

 

まず、自動ジグリング器の上下するペダルの上にタオルを敷きクッション代わりに使います。

高さはタオルを重ねる当して調整してください。

 

次に手をのせるのですが、

今回は2通りご紹介させていただきます。

 

一つ目は腕を少し伸ばした状態で手をのせる方法です。

この載せ方で、腕全体を揺することができます。

 

次に、肩を下に下した状態で肘を上下ペダルの上にのせます。

この載せ方は、特に四十肩や五十肩の方におすすめです。

椅子の高さや機械を置く位置を調整して方が下がるようにしてください。

 

いずれの場合も腕や肩に力が入らないように脱力することが大切です。

速度は、一番遅い速度がおすすめです。

ゆっくりとリラックスして、ゆすり器のマッサージ効果を感じてみてください。

 

これまでのマッサージ器では、体験できなかった新しいマッサージ効果がきっと期待できます。

 

まだ自動ジグリング器をご使用になったことがない方には、

レンタルプラン(有料)もありますので、是非この機会にご利用ください。

 

今回は、簡単なご紹介ではありますが、

また、機会を見て、詳細なご紹介をさせていただければと思います。

(使い方動画も作成中です)

 

 

東京神田整形外科クリニックが発信されているYouTubeで、

ジグリングによる膝関節症、骨粗鬆症への効果についての動画がアップされますのでご紹介させていただきます。

 

整形外科専門医による骨粗鬆症を治す治療方法

動画のご視聴には上記をクリックしてください。

11月2日より、公開される予定です。

 

ご収録されたばかりの動画を見せていただきましたが、

クリニックでの症例紹介をはじめ、

現在ジグリングを取り組んでおられる患者さんにとっても

これからジグリングによる保存療法を考えておられる患者さんにとっても

朗報かと思います。

 

東京神田整形外科クリニック

クリニックのホームページは上記をクリックしてください。