日経+1.21%+454.62 38157.94 寄りから9:30くらいまで上昇して前場はそこから下落した。後場はギャップアップではじまりしばらく横ばいが続いた後、13:50ごろから上昇して最後に少し戻して引けた。38000の大台を超えてきた。
日経と比較してTOPIXは弱く+0.28%2591.85+7.26 前場は下げて、後場は上げるV字の動き。
やはり日経先物主導で上昇している相場。今週はずっとそう。
グロース250 +0.37% +2.65 725.70 よりでさげたが9:40分ごろ底打ちした後、11:30まで上昇。
後場も13:40くらいまでは上昇したがそこからは下げた後横ばいでひけた。
ドル円150.032 先物は+0.3%前後。jpx400+0.56% プライム+0.28%
スタンダード-0.64% グロース-0.06% REIT-0.94% JP10Y-1.99%で0.715%
NVI 19.58 日経有利 ドル建て日経+1.48%
電気機器、小売り、機械、輸送用機器が一部除いてほぼ全面高。サービス、食料品、ゲーム、精密機器、陸運、海運、ガラス土石
繊維、空運などが下げた。あとはまちまち。
保険業、機械、石油石炭、ゴムなどが上昇 鉱業、パルプ紙、繊維、その他製品陸運、食料、小売りなど比較的内需的、ディフェンシブ的なものがさげたようだ。
東エレ、ファストリテ、ソフバン、アドバンテスト、で今日の上昇の7-8割を担った。今日の上昇は半導体関連が目立った。
下げはゲームのバンダイナムコやソニー凸版印刷が大きくさげた。
出来高は昨日より多く今日は上昇したが、値下がり銘柄数の方が多く騰落レシオは引き続き短期で冷え込んできている。
今週は一回も空売り比率は40を超えてない。今日は36.8。機関も個人も買戻したようだ。あしたはさすがに空売りがふえそうだ。
裁定買い残は2/9で1兆2500億円、2/9-2/13で裁定買い残の株数は約5500万株増えた。
当然裁定買い残の金額も1兆2500億円を超えてきているだろう。
5億4660万株2/13時点であるが、6億株か1兆5000億円までくればまた売りが始まって、日経が下がることになるだろう。
今の時点で6億株まで行っている可能性もある。要注意。
今日の取引高は33500と35000のプット売りが圧倒的に多かった。コール買いは38500と39000、それと40000-41500の範囲もコール買いが入っていた。一応まだ上目線
残高は35000のプット売りが一番多い。プット売りは36500-28000くらいまでまんべんなくあり、コール買いも31000-40000までまんべんなくある状態。現時点では上は39000、下は35000を見ている人が多い。40000まで見る人も増えてきている。
残高の増減は35000、35250のプット売りが増えている。37000も増えているので現実的に37000くらいまで一旦さげると思っている人が一定数いるということか。34000、33500のプット買いも増えているので前より下目線が増えている感じ。
38375でコール買いが増えている一方39000と40000でコール売りが増えているのは現実目線で39000まで行かないと思っている人が一定数出てきたということか。裁定買い残の金額や、株数を考えると、日経がある程度深い調整があると考えるのもまちがってはいないのだろう。
今日のプライム出来高は3兆8000億円と久しぶりに3兆円台だった。
ストップ高がたくさんあるが、ほぼ、スタンダードとグロース、プライムも2社ある。アイスペースはなぜストップ高になったのか。三井海洋もストップ高。ispaceやQPS研究所や名村造船など出来高が多い会社は気になる。
・ispace:は続急伸。同社は直近13日、24年3月期連結業績予想について売上高を30億5000万円から23億7000万円(前期比2.4倍)へ下方修正した一方、営業損益を71億8200万円の赤字から59億600万円の赤字(前期110億2300万円の赤字)へ上方修正すると発表。これを手掛かりとした買いが続いている。
一部のミッション3のランダー部材に納品遅れが発生し、原価発生とそれに伴う売り上げ計上が翌期以降に繰り越される見込みという。損益面ではミッション2に関する長納期品の計上タイミングの後ろ倒しにより、販管費が減少することが寄与する見通し。
・三井海洋開発<6269>は14日の取引終了後、23年12月期の連結決算を発表。同時に24年12月期の業績予想を開示し、円ベースの売上収益は前期比9.1%増の5531億3700万円、最終利益は同24.3%増の170億1900万円となる見通しを示した。また、前期の年間配当を20円と2期ぶりに復配したうえで、今期の年間配当は40円を計画する。
・<5595> QPS研究所 2417 +387
上場来高値。福岡市が公募した市有施設の貸受候補者に決定したと発表している。3月に予定されている貸受契約の締結をもって当該施設に研究開発拠点を新設し、24年中頃に稼働開始する予定。今回の拠点新設を受け、小型SAR衛星の年間製造能力は、現在の製造拠点と合わせて現状の4機から最大10機まで増強される見込み。28年5月期の24機の衛星コンステレーション、将来の36機の衛星コンステレーション構築を推進するとしている。
・名村造船所 <7014> [東証S] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.9%増の136億円に伸び、通期計画の150億円に対する進捗率は91.2%に達したものの、前年同期の103.8%を下回った。
会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は13.2億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比32倍の46.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.8%→14.1%に急改善した。
TOPIXGV 短期的に下降平行チャネル(value優位)を推移中だが、今週は一貫してグロース優位で推移し、5MAが20MAをGC寸前。ろうそく足もチャネルのトップに重なった。流れが変わるか
NVI 20手前を横ばい推移。
日経 BBが収縮から急拡大して上昇中。ろうそく足もバンドウオーク中。パーフェクトオーダー。チャート的には強いが、ろうそく足は小さい。
ドル建て日経もBBが収縮から拡大中で、パーフェクトオーダー、バンドウオーク入り。
EWJはBBは収縮中。5MAをはさんで上下動してきたが、今は5MAの上を推移中。近いうちにじょうしょうするか
NIY!先物は角度ある上昇平行チャネルの下半分を推移中。BBの拡大は大きく、バンドウオークも継続中。強いチャート
中国も日経ETFに資金がもどってきたようだ。50MAで底打ちして反転しているように見える。5MAが20MAあるいはその間の価格帯別出来高の厚い所ではねかえされるかもしれないが、一応春節も終わりに近づき上昇の気配。
5連騰で日経有利。なんで日経指数か、日経225の株を買っておかなかったのか。毎日しっかり分析していないとこういったチャンスを逃すことになる。反省。
トピックス。決算シーズンでEPSも上昇しているのだが、トピックスは日経と比較すると弱い動き。
今日も上昇したが微増で陰線。5MAを支持線としてゆるやかに上昇はしているが。BBは拡大上昇中。
値がさの日経銘柄か決算のよさそうなトピックス銘柄か。
グロース250 710の抵抗線を超えて安定。3連騰だが、今日は陰線。BBが徐々に上向いている。決算の影響か?
【市況】明日の株式相場に向けて=半導体株爆騰でラスボスと対峙へ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
きょう(15日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比454円高の3万8157円と反発。前日は下げるべくして下げた日経平均だったが、下げ幅は260円あまりで1%にも届かない小幅な調整だった。きょうはその軽い押し目を帳消しにして大きなお釣りがくる戻り足をみせ、ついに終値で3万8000円大台を回復した。年初の時点では予想だにしなかった1989年末の史上最高値3万8915円が、現実のターゲットいわゆるラスボスとして粛然と姿を現した感がある。昨年来の強調相場の延長線で、遅かれ早かれ更新するであろうというコンセンサスは醸成されていたが、その「遅かれ早かれ」がこんなに早い段階で意識の中になだれ込んでくるとは誰も思わなかったに違いない。
「陰極まれば陽転す」というのが相場の摂理だが、顧みれば2008年のリーマン・ショックが今の大出直り相場の基点となった。89年末のバブルの頂(いただき)に対し08年10月、そして翌09年3月につけた7000円近辺での2点底がいうなれば「逆バブル」の頂上付近であった。そこから世界的な超金融緩和環境が創生され、デフレの深淵から脱出口へと向かう株式市場復権のステージへと移行した。日本株は史上最高値から約35年の歳月を経てようやく同じ地点まで戻ってきたともいえる。日経平均は銘柄入れ替えによって「ハイテク指数化」しており厳密には当時との株価の連続性は失われているのだが、とはいえ歴史的な大ブーメラン相場の最終章が思わぬタイミングで訪れようとしている。
ちなみにNYダウの89年末は2750ドル台であった。日経平均の大ブーメラン最終章までに使った月日と同じ時間軸でNYダウは何と14倍化した。彼我の差たるや恐るべしである。この間に米国経済は世界一強の座を不動のものとし、日本は中国、そして直近ではドイツに抜かれGDP世界第4位に後退した。円安は株式市場にとっては強力なフォローウインドとなるが、国民にとっては北風以外の何ものでもなく、国力という点で厳しい現実を突きつける。その現実が今のGDPに投影されている。
株式市場は外需で稼ぐ企業の集大成であり、日本の豊かさとは異なるということを痛感させられるが、少なくとも投資家目線ではこれを嘆いていては始まらない。相場牽引の原動力となっている銘柄群に照準を合わせ勝利を収めることこそが、投資家がとるべき正しい選択肢ということになる。いうまでもなく、全盛を極める人工知能(AI)とそれによって生み出されている半導体爆需が現在の相場の最強テーマだ。かつての「ITバブル」と様相が似ているという指摘はあるものの、「崩壊」の2文字が今すぐ眼前で躍るようなことはない。米巨大テック企業の人員削減を促す生成AIの存在が、“AI不況”を引き起こしたとしても、株式市場ではその不況の源泉を買う動きが加速しそうだ。
当欄でも昨年来継続フォローしてきたソシオネクスト<6526>がいよいよ本領を発揮してきた。きょうは前場に4000円大台を回復したが、こちらは分割後修正値で昨年6月下旬につけた最高値5666円奪回が目標となる。当時は思惑先行で買われたが、今は地に足のついた上昇トレンドといっても過言ではない。AIの飛躍的な進化に歩調を合わせるべく最先端半導体へのニーズが高まっている。そうしたなか、ソシオネクスは2ナノ製品の開発で台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>やソフトバンクグループ<9984>傘下のアーム<ARM>と提携し、フロントランナーとして今後一段と存在感を高める可能性が高い。「異なる性能のチップをブロック化して集結させるチップレットが同社の技術優位性を際立たせることになる」(中堅証券アナリスト)という声も聞かれる。
このほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>が日本の半導体製造装置メーカーにおける“マグニフィセント・ファイブ”といってよく、この5銘柄の株価動向は全体相場のバロメーターとしても常に目を配っておく必要がある。
あすのスケジュールでは、3カ月物国庫短期証券の入札が午前中に行われるほか、午後取引時間中には12月の第3次産業活動指数が開示される。なお、国内主要企業の決算発表ではブリヂストン<5108>が予定されている。海外ではロシア中銀の政策金利発表、1月の米卸売物価指数(PPI)、1月の米住宅着工件数、1月の米建設許可件数、2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)などにマーケットの関心が高い。(銀)
出所:MINKABU PRESS