きょうの国内市況(10月3日):株式、債券、為替市場
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●日本株は下落、米国の利上げを警戒-トヨタが安い
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日本株は下落。米クリーブランド連銀のメスター総裁の発言などを受けて米国の追加利上げ観測が強まり、警戒した売りが相次いだ。
- TOPIXの終値は前日比1.7%安の2275.47
- 日経平均株価は1.6%安の3万1237円94銭
TOPIXの下落に最も貢献したのはトヨタ自動車で3.1%安だった。構成銘柄2155のうち、179銘柄が上昇、1952銘柄が下落した。
りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは、米連邦準備制度理事会(FRB)の高金利政策がより長く続く可能性が高まり、米国の金融環境は日本の株式市場に向かい風だと指摘。米金利の推移が落ち着かないと、株式は安心して買えない状況だと話した。
●債券は上昇、10年債入札の結果順調で買い優勢-米長期金利高は重し
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3日の債券相場は長期債や先物が上昇した。米国の長期金利が16年ぶり高水準を付けた流れを引き継ぎ売りが先行。その後、警戒されていた10年国債入札が順調な結果となったことを受けて買いが優勢となり、長期債を中心に持ち直した。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、10年債入札は順調な結果とした上で、日本銀行が4日に残存5-10年の国債買い入れオペを追加で実施すると通知したこともあるが、金利水準が投資家の需要が出るところまで来ていたからだろうと述べた。
入札結果によると、最低落札価格は100円27銭と市場予想(100円23銭)を上回り、小さいほど好調を示すテール(落札価格の平均と最低の差)は2銭と前回の10銭から縮小。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.93倍と前回からは低下したが、過去6カ月平均の3.8倍を上回った。
新発国債利回り(午後3時時点)
| 先物 | 2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
| 144円96銭 | 不成立 | 0.320% | 0.755% | 1.515% | 1.770% | 1.910% | |
| 前日比 | 12銭高 | - | -1.0bp | -1.5bp | 横ばい | +0.5bp | 横ばい |
●円は対ドルで年初来安値、米金利上昇でドル高-150円目前で介入警戒
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3日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=149円台後半で年初来安値を更新。米国の長期金利が16年ぶりの高水準を付ける中、日米金利差を意識したドル買い・円売り圧力が根強かった。もっとも、節目の150円台では日本の通貨当局による為替介入が警戒されることから、大台を目前に狭いレンジで推移した。
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東海東京調査センターの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジストは、この局面でレンジが非常に狭いのは驚きだとし、「介入警戒感もあるだろうが、むしろ介入でドル・円が下がれば買いたい参加者が多いのでは」と推察。米国金利の上昇が続く中で「ここまでくると海外市場にかけて150円を試す動きが出てくるのではないか」との見方を示した。
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