10/3 10/2分 米国市況 | jun1susumuの投資復習ブログ

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【米国市況】米債券利回り急上昇、テク株は高い円は年初来安値更新

Cristin Flanagan、Emily Graffeo

更新日時 

  • 米10年債利回りは一時4.7%台に乗せ、2007年以来の水準に上昇

  • 円は一時149円87銭に下落、市場が節目とみる150円が迫る

2日の米国債相場では利回りが大幅上昇インフレ抑制には政策金利を高水準で据え置く必要があるとの米金融当局者の発言を消化する中で、債券売りが加速した。

国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 4.79% 9.2 1.96%
米10年債利回り 4.68% 11.2 2.44%
米2年債利回り 5.11% 6.5 1.28%
    米東部時間 16時53分

  期間5年-30年の国債利回りは総じて約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。指標銘柄の10年債利回りは一時4.7%台に乗せ、2007年以来の高水準。30年債も一時4.81%を上抜け、2010年以来の水準に跳ね上がった。

  米政府機関の閉鎖を免れたことで、11月の米利上げ観測が高まり、世界的に債券売りが膨らんだ。市場は足元、11月利上げの可能性を約3分の1の確率で織り込んでおり、前週末9月29日の25%から切り上がっている。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)はこの日、米金融当局者らが現在直面している最大の問題は金利を景気抑制的な水準にどの程度長く維持するかだと指摘。一方、ボウマン理事は、インフレ率を目標に回帰させるには、複数回の利上げが必要かもしれないとの考えを改めて示した。先週末の9月29日には、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が金融当局は金利を「しばらくの間」高水準で維持するだろうと述べていた。

バーFRB副議長、最大の問題はどの程度長く高金利を続けるか

ボウマンFRB理事、複数回の利上げが必要との見解を改めて表明 (1)

  イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のマン委員もこの日別のイベントで、自身を金融政策のタカ派だと述べる一方、インフレによる衝撃が今後より頻繁になる可能性が高いとの認識を示した。

英中銀マン氏、金利は恒久的に高水準も-インフレ退治の継続を主張

 

Treasury Sell-Off Continues

 

 

米国株

  S&P500種株価指数はほぼ変わらずで引けた。投資判断の引き下げを嫌気してネクストエラ・エナジー・パートナーズが売られ、S&P500種の足を引っ張った。一方、ナスダック100指数は0.8%上昇。マイクロソフトやアップル、エヌビディアなど大型ハイテク株が押し上げた。

株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4288.39 0.34 0.01%
ダウ工業株30種平均 33433.35 -74.15 -0.22%
ナスダック総合指数 13307.77 88.45 0.67%

 

 

  米議会は週末、土壇場でつなぎ予算を成立させ、政府機関が閉鎖される事態を回避したものの、株式市場に対する支援は限定的だった。原油高でインフレ懸念が高まる中で、市場の焦点がすぐに金利へと移ったことが背景にある。

  クエスト・パートナーズのマイク・ハリス社長は、市場で警戒されていた政府機関閉鎖のリスクを回避したことを踏まえると、S&P500種が日中に下落していたのは「極めて弱気なシグナルだ」と指摘。また「市場がようやく高金利の長期化という現実に目覚めていることが債券利回りを押し上げている面が大きい」と述べた。

為替

  ニューヨーク外国為替市場ではブルームバーグ・ドル・スポット指数が3営業日ぶりに上昇。政策金利の先行きを巡り、米金融当局者の発言には隔たりがあったものの、米国債利回りの上昇が追い風となった。米政府機関の閉鎖が回避されたこともドルを支援した。一方、原油相場が8月以来、2番目の大幅な下げとなったことで、資源国通貨が米ドルに対する下げを主導した。❓

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1274.31 8.37 0.66%
ドル/円 ¥149.86 ¥0.49 0.33%
ユーロ/ドル $1.0480 -$0.0093 -0.88%
    米東部時間 16時53分

  米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数前月比で上昇なお縮小圏ではあるが、約1年ぶりの高水準となった。

米ISM製造業景況指数、約1年ぶり高水準-最悪期過ぎたか (2)

  円は対ドルで下落した。一時は149円87銭まで売られ、年初来安値を更新。市場が節目とみる150円に迫った。日本銀行は2日、残存期間5年超10年以下の国債買い入れオペを4日に追加で実施すると通知した。

  ユーロは一時、対ドルで約2週間ぶりの大幅な下落率を記録した。

  ノムラ・インターナショナルのG10通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏はブルームバーグテレビジョンで「原油価格が大きく崩れない限り、ユーロは対ドルで1.02ドル、パリティー(等価、1ユーロ=1ドル)に向けて下落することが十分にあり得る」と指摘。米国の金利水準を踏まえると、ユーロはすでに1ユーロ=1.01-1.03ドルにあるべきことが示唆されるとし、「ユーロ圏諸国はエネルギー輸入国であるため、原油価格がバレル当たり100-110ドルに上がればユーロは非常に売られやすい地合いになる」と述べた。  

Nomura Sees Euro Sliding Towards Parity

 

 

原油

  ニューヨーク原油先物相場は3営業日続落節目の1バレル=90ドルを割り込んだ追加利上げと景気減速への懸念から売りが膨らんだ。

  一時は1.2%上昇する場面もあったが、下げに転じた。パウエルFRB議長の発言後も軟調に推移した。金融当局者は金利の高止まりを示唆しているが、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は金利がさらに上昇する可能性もあるとの見方を示した。

  サウジアラビアなどの供給縮小で現物市場はタイトになっているものの、高金利は原油貯蔵や出荷のコストを高め、相場の上値を抑える。

  CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏は「金利とドルがこの日の主な材料だ。現物市場のタイトな状況はほとんどが織り込み済みで、在庫減少のピークは過ぎた可能性がある」と指摘した。

  イラクからトルコに向かう主要パイプラインの操業再開については、相反する情報が流れた。トルコのエネルギー天然資源相が今週中に稼働する準備ができていると話したのに対し、イラク高官は両国間の訴訟問題が解決されるまで再開できないと語った。

イラクからの石油パイプライン、1週間以内に操業再開-トルコ閣僚

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前営業日比1.97ドル(2.2%)安の1バレル=88.82ドルで終了した。北海ブレント12月限は1.6%安の90.71ドル。

  ニューヨーク金相場は6営業日続落。スポット価格は3月以来の安値を付けた。米金融当局者によるタカ派的な見解を受けて、下値を模索する動きとなった。

  米国やドイツ、日本で債券利回りが上昇しており、金利を生まない金の地合いが脆弱(ぜいじゃく)になっている。

Gold Tests Lower Levels | Metal has been pressured by rising bond yields

 

 

  貴金属精製業者ヘレウス・ホールディングはリポートで、「1885ドルを割り込んだ後、次のテクニカルな支持線は1800ドル前後だ。少なくとも新年入りあるいは利回り上昇が衰えるまで、金は向かい風を受ける可能性が高い」と指摘した。

  スポット価格はニューヨーク時間午後14時32分現在、前営業日比0.9%安の1オンス=1831.49ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は18.90ドル(1%)下げ、1847.20ドルで引けた。

原題:Big Tech Spared as Bond Selloff Buffets Stocks: Markets Wrap

Dollar Boosted With Yields as Fed Debates Rate Path: Inside G-10

Oil Drops Below $90 on Macroeconomic Gloom, High Interest Rates

Gold Hits Seven-Month Low as Yield Surge Triggers Investor Sales(抜粋)

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