日本株は3日ぶり反発、業績評価の見直し買い-好決算銘柄や金融上昇
長谷川敏郎、田村康剛更新日時
4日の東京株式相場は3日ぶりに反発。前日まで連日の大幅安となった反動も加わり、企業業績を評価した見直し買いが優勢になった。国内外の金利が上昇し、銀行や保険、証券といった金融株も値を上げた。
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個別銘柄では、4-6月期の事業利益が大幅に増えた三菱重工業の株価が急伸。日用品事業が改善した花王、営業黒字を確保したヤマトホールディングスも大幅に上昇した。商社株も高く、4-6月期の純利益が市場予想を上回った丸紅の上げが目立った。
朝方は日経平均株価が取引時間中で7月13日以来およそ3週間ぶりに3万2000円を下回る場面があった。金利が上昇したため、買いはバリュー(割安)株を中心に入り、割高感が生じるグロース(成長)株を避ける動きになった。

市場関係者の見方
岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト
- 米国金利が上昇し国内金利にも上げ余地が出て、金融株には国内金利の上昇を期待した買いが入っている
- 日本株は足元の株価調整で過熱感が払しょくされて全体としてはほぼフェアバリューにあり、株価指数は一進一退の状況
- 一方、金利上昇を受けた米国株安や米アップルの決算が物足りなかったことは電機株をはじめとしたマイナス要因
東証33業種
| 上昇率上位 | 海運、水産・農林、保険、鉱業、銀行 |
| 下落率上位 | 繊維製品、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙 |
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