日本株続落、米利上げ懸念や米国債格下げ余波-プライム銘柄91%下落
長谷川敏郎、田村康剛更新日時
3日の東京株式相場は大幅に続落。米国で民間雇用者数が市場予想以上に増え、利上げ継続への懸念が強まった。米国債格下げに伴う株安などの影響も残り、自動車や電機など輸出関連株への売りが膨らんだ。東証プライム市場で値下がり銘柄は全体の91%を占めた。
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海外景気に敏感なゴム製品やガラス・土石製品といった素材株も安い。非鉄金属株の下げが大きかった。4-6月期の営業利益が市場予想を下回った住友電気工業の株価は大幅に下落した。

市場関係者の見方
セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長
- 米国債格下げは普通だったらそれほど反応しないと思っていただけに不意を突かれた印象がある
- 米財務省が国債の発行額を増やし、長期金利も上がってくるとの見方もあるので、米景気後退はないという従来の楽観的な見方が揺らいでいる
- 為替はドル以外の他の通貨に対して円が強含み、円高のリスクも見え隠れしているため日本株にとってはネガティブだ
東証33業種
| 下落率上位 | 非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品、鉱業 |
| 上昇率上位 | 海運、パルプ・紙 |
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