日本株は上昇、円安進行や米ハイテク高を好感-電機や精密機器高い
田村康剛、酒井大輔更新日時
26日の東京株式相場は上昇。日経平均株価の午前終値は節目の3万1000円を上回った。外国為替相場でドル・円相場が一時140円台まで円安が進み、自動車などの輸出関連銘柄に収益が膨らむと期待した買いが入っている。
25日の米ハイテク株高を通じて、米エヌビディアの増収見通しに端を発した半導体関連への資金流入も継続。電機や精密機器株が高く、相場の上昇を引っ張っている。
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市場関係者の見方
大和証券の阿部健児チーフストラテジスト
- 日本株が上昇している背景は、米国株高や米エヌビディア発表をきっかけとした半導体関連株上昇の継続など
- 6月の米利上げ観測が強まり、外国為替市場で円安が進行したことも日本株高の背景だ
- 為替相場の円安は、日本の自動車株などにポジティブな影響がある
東証33業種
| 上昇率上位 | 空運、陸運、精密機器、電機、卸売 |
| 下落率上位 | 鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス |
背景
- ドル・円相場は1ドル=139円台後半で推移、前日の日本株終値時点は139円56銭
- バイデン大統領、交渉は妥結するだろう-歳出額2年凍結案を提示
- 米GDP改定値は上方修正、国内総所得は2四半期連続マイナス
- 0.25ポイントの米追加利上げ完全に織り込み-金利スワップ市場
- 前日のニューヨーク原油先物は3.4%安い1バレル=71.83ドルと反落
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