日本株は下落、高値警戒の売り-金融やエネルギー関連が安い
日高正裕更新日時
東京株式相場は下落。株価指数が高値圏にあるため警戒した投資家の売りが出ているもようだ。銀行や保険など金融株が下落し、石油・石炭製品などエネルギー関連株も安い。半面、空運株は堅調。今期も増益を計画した日本航空の株価が高い。
|

市場関係者の見方
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
- 朝から動きが激しいが、特段の材料は見当たらない
- 日経平均株価が2万9000円台と年初来高値水準にあるので、投資家が利益確定売りを出している可能性がある
- 輸出製造業の業績がさえないため、為替相場が円安になっているにもかかわらず輸出関連株が下げている。投資家は景気後退時に相対的に強いディフェンシブ銘柄に逃げているのかもしれない
東証33業種
| 下落率上位 | 鉱業、銀行、石油・石炭製品、保険 |
| 上昇率上位 | 空運、パルプ・紙、その他製品、陸運 |
背景
- 米雇用者数は予想上回る伸び、賃金も加速-労働市場の強さ示唆
- FRBが高めの金利を長期維持する可能性高まる-強い雇用統計で
- ブラード総裁、利上げの必要性示唆-「有意なインフレ低下」確認したい
- 内閣支持率が軒並み上昇、日経で8カ月ぶり5割台-世論調査報道
- ドル・円相場は1ドル=135円前後で推移、2日の日本株終値時点は137円63銭