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先日の記事で、今年、和菓子キャラバンとして旅した距離は、

8,175マイル(約13,160キロ)と書きました。

 

オースティン、アナーバー、シカゴ、インディアナポリス、

ボウリンググリーン……と、さまざまな街を訪れました。

 

確かに、和菓子が関連づけられるイベントは国際的な大き目な都市で開かれることが多く、

自然と大きな街へ足を運ぶ機会も多くなります。

 

でも、私にとって**「旅そのもの」**が、とても大切な意味を持っています。

 

東京で会社員をしていた頃も、

毎月「今月の旅」と称して、日本各地を旅していました。

 

ただの観光ではなく、五感が刺激され、全身でその土地の空気を感じ、

心の底からリフレッシュできるーーそんな時間でした。

 

旅先では、光の変化や風の匂い、聞き慣れない街の音や、ふとした人との会話から新しいインスピレーションが生まれます。

そして、その「旅の感覚」が、私の中で和菓子にも静かに息づいていくのです。

 

先日訪れた「北斎と浮世絵展」にこんな逸話がありました。


葛飾北斎は、生涯で30回以上も名前を変え、90回以上引っ越しをしたそうです。

 

彼もまた、変化やリフレッシュを通して、自分の感覚を研ぎ澄まし、

創造力を保ち続けていたのでしょうか。

 

私にとっても旅は、そんなふうに感覚を更新する営みであり、

明日へ向かうエネルギーの源です。

 

車や飛行機での移動だけでなく、オンラインショップから全国に旅立っていった

約500個の和菓子たちも、それぞれが小さな旅をしていると思っています。

 

ただの移動ではなく、そこには出会いがあり、感じることがあり、新しい何かが生まれる。

旅する和菓子の先に広がる物語は、まだまだ続いていきます。

 

北斎と浮世絵展に連れて行った和菓子たち。

 

 


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