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一年を二十四に分け、季節の移ろいを細やかに感じ取る暦、二十四節気
そのひとつが「雨水(うすい)」です。

 

降り積もった雪が雨へと変わり、氷がゆるみ、山の雪がゆっくりと溶けはじめるころ。
昔からこの時季は農耕の準備を始める目安とされてきました。


目に見える景色はまだ冬の名残をとどめながらも、地の下では確実に春へと向かう力が動き出しています。

山から流れ出す雪解けの水は、「雪汁(ゆきじる)」や「雪消の水」と呼ばれます。
時に川や海をやわらかく濁らせる様子は「雪濁り」。


白い世界がほどけ、水となって大地を潤す――その静かな変化こそが、雨水の情景です。

 

 

この季節を菓子に映したのが、百合根寒です。

真っ白な百合根と黒豆を、みずみずしい寒天でかためました。
透き通る寒天は雪解けの水を、百合根の白は残雪を思わせます。
黒豆は、これから芽吹く命の種や、大地の存在をそっと忍ばせました。

 

 

派手さはありません。
けれど、透明な寒天の奥に、冬から春へと移ろう時間を閉じ込めています。

 

 

二十四節気の和菓子を作ることは、季節を記録することでもあります。
自然の変化に目を向け、その瞬間を形にする。
そして、ひと口の中で季節を味わっていただく。

 

 

この百合根寒もまた、雨水という小さな節目を映す一菓です。

一年を通して、二十四の季節を菓子で表現していく――


そんな試みを、少しずつ積み重ねています。

透明な寒天の中に、ゆっくりとほどける季節を感じていただけたら嬉しいです。

 

 

 


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