こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます![]()
季節は巡り巡って、夏。
今日から7月ですね、いかがお過ごしですか?
私は、春からのシカゴ和菓子ツアーをきっかけにご縁がつながり、
さまざまなイベントで和菓子をご紹介する機会~和菓子キャラバンが続いています。
ハローキティカフェから、アニメコンベンション、北斎と浮世絵展まで、
和菓子文化の一端を伝えることができる幸せを、日々ありがたく感じています。
そんな旅の合間にも、日本の季節行事がふと心に浮かびます。
6月末から7月初旬にかけては、**「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」と「氷室の節句」**という、暑さを迎える前の節目の時期。古くから人々が大切にしてきたこの季節の風習に、和菓子もかかせないものでした。
6月30日:夏越の祓と水無月
一年の前半を無事に過ごせたことに感謝し、後半の無病息災を願う「夏越の祓(なごしのはらえ)」。
神社では茅の輪(ちのわ)をくぐる儀式が行われ、人々は身を清めて気持ちを新たにします。(写真は箱根神社の茅の輪です)
この日に食べる和菓子が「水無月(みなづき)」。
ういろうの生地に小豆をのせた三角形のお菓子は氷を表していて、夏の厄除けの意味があります。冷蔵庫のない時代、氷を口にできるのは身分の高い人だけの特別なことでした。
そのため、この氷に見立てた三角形の水無月には、目で涼を感じて、夏の暑さを乗り切る、
という祈りの意味が込められているのです。
今ではクーラーや冷蔵庫が当たり前ですが、先人たちの知恵に触れると、
その工夫や思いに尊敬の念を抱かずにはいられないです。

今月の「12か月の和菓子」講座でも、この水無月を皆さまと一緒に作りました。今年は伝統的な白いういろうと抹茶のういろうの2種類を楽しみました。
また、「乃し梅本舗 佐藤屋」さんの水無月にはココナッツやフルーツが使われていると知り、南国風の味わいも楽しめそうなので、ぜひ作ってみようと思っています。
2025年後半も元気に過ごせますように。
7月1日:氷室の節句と氷室まんじゅう
続く7月1日は「氷室の節句」。
石川県・金沢では、冬の間に雪を貯めておいた「氷室」を夏に開く風習が今も受け継がれています。
この日には、無病息災や暑気払いを願って、「氷室まんじゅう」を食べる習わしがあるそうです。
白・薄紅・薄緑の三色の蒸しまんじゅうは、雪や涼風を思わせる見た目と、素朴な甘さが魅力。
地元ではこの時期の風物詩として親しまれているそうですよ。
氷室まんじゅうは、小麦まんじゅうであったり、酒まんじゅうでも作られるとか。
酒まんじゅうは寒い冬のもの、、、というイメージでしたが、暑い夏に食べる習慣もあるのですね。
久しぶりに蒸してみようかと思っています。
暑さが本格化する前に、からだと心に“涼”を届けてくれる、やさしい和菓子文化。
自然とともに季節を楽しむ、そんな日本の知恵がここにもありました。
夏のイベント&レッスンのお知らせ
【イベント】シカゴ日本祭り
練り切りのデモンストレーションを行います。
🗓️ 開催日・詳細情報
- 2025/7/19(土)11 AM - 6 PM
- Sports Park East in Skokie, IL
https://www.japanfest-chicago.org/home
【クリーブランド美術館】季節を楽しむ和菓子づくり~練り切り 「波」「うちわ」
北斎と浮世絵展を記念して、このところは浮世絵にも描かれるモチーフの和菓子をいくつか作っています。このイベントでは、浮世絵でもよく見られる波と花火の模様のうちわを作ります。
🗓️ 開催日・詳細情報
- 2025/7/26(土)10:00~
予約は下記よりお願いします。
https://www.clevelandart.org/events/summer-japanese-sweets-verano-japoneses-de-invierno
【オンライン】季節を楽しむ和菓子づくり~練り切り 「朝顔」「蒼波」
季節を映し出す和菓子、練り切りを一緒に作ります。練り切りは、白こしあんと求肥(餅)から作られる、上生菓子のひとつです。今回は、やわらかな朝の光を受けて咲く「朝顔」と、涼やかに弾ける「蒼波」を練り切りで表現して、夏を楽しみたいと思います
材料は事前に講師より郵送され、当日はZoomを通して、着色から成型までを一緒に作業していきます。
ぜひこの機会に、練り切り作りの楽しさを体験し、美味しい和菓子とともに、心和むひとときをお過ごしください。
🗓️ 開催日・詳細情報
- 2025/8/7(木)11:00~12:30 (〆切:7/28)
- 2025/8/23(土)13:00~14:30 (〆切:8/13)
お申し込みは日本クラブさんよりお願いします。
https://www.nipponclub.org/culture/culture-20494/?lang=ja
溶けないアイスキャンディー– 夏の涼を味わうレシピ紹介
夏にぴったりな冷たい和菓子として、今月は溶けないアイス「葛アイスキャンディー」のレシピをご紹介します。小豆と抹茶、ココナッツミルク、ラズベリー味です。不思議な食感の溶けないアイス、ぜひお試しください!
レシピは下記、JAPANニュース倶楽部7月号(9ページ)よりご覧ください。
https://www.japannewsclub.com/
練り切り専門コース、新規受講生を募集いたします。
このコースでは、春夏秋冬の代表的な意匠の練り切りづくりを通して、16種の意匠・柄、約50種類の技法を体系的に学ぶことができます。まず白こしあんと練り切りあんの作り方からはじまり、その後に季節折々の練り切りを作ります。基本中の基本の技法からはじめますので、はじめての方にもおすすめです。
詳細は下記ページをご覧ください。
https://kohakuto.com/online-wagashi-class/nerikiri-cource/
Wagashi Studio
アメリカでオーダーメイドの和菓子作品の制作、オンライン和菓子教室やワークショップ、デモンストレーション、展示、レシピ提供などを行っています。著書「甘くてかわいい、食べられる宝石 琥珀糖のレシピ」 日本・台湾・香港にて上梓。
優しい味に自然に口もとがほころぶ和菓子は、季節の移ろいも運んで来て、生活に豊かな色どりをそえてくれます。アメリカでそろう材料で和菓子を楽しんでみませんか?
アメリカで・海外で、和菓子づくりを楽しみたい方
基本的に海外でそろう材料を使って、和菓子をつくっています。
→1回完結の和菓子レッスンはこちら
→12ヵ月の和菓子を基本からじっくり作りたい方 コースはこちら
→練り切りを作ってみたい方 コースはこちら
アメリカで和菓子を取り寄せたい方
お茶の先生方・企業さま
→和菓子のオーダーメイドはこちら
アメリカで和菓子のイベント・企画などを開催したい方・企業さま
→実演・デモンストレーション、ワークショップ、レクチャーなど 詳細はこちら
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