夢物語。‐私が描いた世界‐ 21 | 言葉、紡ぐ詩

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ポエムやおはなしも時々ねッ

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〈あの…〉






あまりの緊張に

声が上ずっていた。


2人の視線を

一気に浴びて、
体温が上昇

するのを感じた。



〈魔物の正体が

分かりました。
ついでに私の過去も。〉


ケイが立ち上がって

私を見つめた。
次の言葉を

待っているのだろう。
リクはたいして

興味なさそうに
私を見上げたままだった。


〈私、あの時
レン君の中に

白い影を見たんです。
炎の男の時は

見えなかったけど。
あれが、

魔物の正体だったのかと。
つまり、
レン君の中にいつの間にか

感染し、増殖した。
魔物の正体は…

寄生虫だったんです。〉


「寄生虫?」


〈はい。

人間の負の感情を好み、
心の中に棲みつき増殖する。
これから、タク様の所へ、
今までの彼らについて

聞きに行く所で。〉


「俺たちに会ったと?」


〈はい。こんなこと、
私が言うことでは

ありませんけど、
お二人にはきっと、

知る必要があると思います。
寄生虫は何を企み、

何をしようとしているのかを。〉






2人は私に続いて、

リーダーへ会いに付いてきてくれた。