「お人よしなんだよ、お前はさ」
苦笑いで笑ってるのは、俺の唯一の親友。
なんでも、気負いなく言葉にしてくれる。
だから俺もこいつに相談したんだろうな。
「相手の事、思いやりすぎてるんじゃねーの?
なんて、言うかさっ、
もっと自分の気持ち、前に出してもいいと思う。
彼女はどう思ってるとか、
彼女がそう言ったからとか、
そーゆーことじゃなくてさっ。
自分の思いをぶつけてみたら?」
やっぱりさ、お前に相談して良かったよ。
ちょっとスッキリした。
言葉にしなきゃ伝わらない。
頭では分かってても、
ついついあの時の
アイツの態度が気になって
前に進めずにいた。
きっとさっ、
グダグダ悩んでる間に
俺の中でとっくに答え、
出てたんだろうな。
伝えに行くよ。
俺の気持ち。
ずっと
変わらなかった、この思いを。