あれから、何も始まらなくて
だから、何も終わりはしなかった。
心の中は空っぽのまま。
何か新しい事でも始めよう。
そう、思っても長くは続かなかった。
皆が新しい場所へ飛び立っていくのを
恨めしく眺めてただけ。
そうやって、1年が過ぎた。
あの日、
彼の顔をまともに見れなかった。
見抜かれてしまいそうで。
本当は、
本当はね、
離れたくなかった。
ずっと隣に居たかった。
でもね、
あなたは私の物じゃない。
いつか、私物化しそうで怖かった。
私の人生にあなたを巻き込んで
あなたが描いてた人生を
狂わせてしまいそうで恐かった。
あなたはいつも優しくて
私を見ていてくれた。
だからこそ、
自分の欲があなたを
飲み込んでしまいそうで。
あなたと出会ったこの季節。
欠けた心を埋め合ったこの季節。
あなたがいないと、
欠けた心は欠けたまま。
1つも埋まらないよ。
・・・・・ねぇ、会いたいよ。