こんにちは
今月は、定期検診(4年)がありました。
月始めに CT(造影)検査、先週 婦人科検診があり、今週結果を聞きに行きました。
今回も、無事クリアしました
いよいよ卒業まで 1年となりました。
…といっても、5年経過=即無罪放免にはならず、10年までフォローアップとの事です。
…最近また話題に上がる機会が多いので、キャンサーサバイバーの立場から、少しばかり思う所を。
(前回も書いた事とあまり変わらないかもしれませんが…)
「早期発見&早期治療」が大切… とよく言われますが、初期では “自覚症状がない” 事がとても多いのです。
特別な不調がなければ、なかなか病院には行かないものです。
検診や人間ドックを喜んで受ける方は、多数派とは思えません。
多少の体調の悪さは、風邪かな? 疲れてるのかな? 妙齢の女性なら 更年期かな?
…程度にしか思わないでしょう。
ハッキリおかしいと自覚して、初めて医者にかかる方も多いかと。
早期発見出来れば 手術(患部を切り取る)だけで済みますが、進んでいたら、さらに薬物や放射線など 別の治療が必要になって来ます。
治療に掛かる手間、時間、お金が全然変わってしまいます。
よく聞く「5年生存率」や再発リスクも変わります。
検診には 多少苦痛を伴うものもあり、世間がどんなに騒いでも自分だけは大丈夫だろうと、そんなに簡単に検診率がアップするとは思えません。
もっと楽な検査で分かるようになる日が 早く訪れてくれれば、と思いますが…。
もう一度言います。
がんの初期は、自覚症状が殆どありません。
(正確には、ない場合が多い…ですね)
早期発見には、定期的な がん検診や人間ドックを受けるしかありません。
(但し、検査は万能ではありません。)
簡単に「早期発見早期治療で完治」なんて言ってほしくないなぁ、とついつい思ってしまうのですけどね…。
2人に1人は罹患する時代です。
自分の身は自分で守って欲しいと思います。
あと、やはり保険には入っておいた方がいいかと…。
がん保険じゃなくて普通の医療保険、生命保険でも。
どうしてもイヤなら貯金を。
先々何があるか 分かりませんからね
…経過観察となって 4年。
“5年生”という最終学年になっています。
相変わらず、気になるような身体の不調や治療の後遺症は殆どありません。
身体に良い事は 何一つしていません。
食生活も気にしないし、規則正しい生活もしていないし、夜更かしもよくします。
まあ、暴飲暴食はしませんけど…
(以下、定期検診の記録)
検査は、造影CT を提携施設で受け(自病院は半年前で既に予約満杯)、
次週に、内診、細胞診、エコー、血液検査を受けました。
いずれも問題なし、でした。
◆ 細胞診 → NILM
◆ 血液検査の結果↓
◇ 腫瘍マーカー
CEA … 1.0(基準値 0~5 前回 1.1 )
◇ 腫瘍マーカー
CEA … 1.0(基準値 0~5 前回 1.1 )
SCC … 1.2( 〃 0~1.5 〃 1.0 )
他の数値では、『RBC』のみ若干「H」
これは毎度の事で、主治医曰く、若干なので寧ろ健康な証拠です。
…3人目の主治医にやっと慣れました。
若くてイケメンで、丁寧で親身です。
“用が済んだらさっさと帰れ”系でない医師は 大変貴重かと思います。
どうか卒業まで異動されませんように…。
…蛇足ですが、先週の定期検診の日、ものすご~~~く病院が混んでいました。
職員の方が、記録的な混み様です、と言っていました。
血液検査など、9:30で 250番位でした。
私の病院は専門病院なので、がん患者か 元がん患者しか来ません。
(基本的に がん検診等はやっていなくて、既に告知を受けた人しか来られません)
どれだけ患者が多いか… という事ですね。
…次回検診は半年後の 9月です。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
春先は体調を崩しやすいので、皆様、どうぞご自愛下さいね