<緑園都市伝説「神々のロボット」31生産開始後の葛藤>
横浜・緑園都市の時空を超えた衝撃のSFファンタジー。
いつの間にか戦うロボットを作り続けているが何か違うと吐露。
高橋は本来求めていた理想のロボットも近々に開発開始と表明。
■緑園都市伝説「神々のロボット」 第三十一章 「生産開始後の葛藤」
開発会社GAIでの量産設計と生産設備開発の2年間の奮闘を経て、超AIロボットの生産は、出資会社4社の各工場で2053年の年明けから始まりました。それまで何度も挫折しかけたものの、懸命の挑戦を続けたことで、量産モデルの最終検査も、生産設備の引継ぎも予定通りの日程で進めることが出来ました。一息つくゆとりが出来たことで、高橋の呼びかけにより同期の4人が開発会社近くのお好み焼き屋に集まりました。
「皆さん、お疲れ様です。あの特別プロジェクトの説明会から早3年。よくやってきました。今日はひとまず息抜きということで」
ここは関西風のお好み焼き屋ながら、広島風もあればもんじゃ焼きもあり、お好み焼き好きにはたまらない店舗でした。私は好物の豚モダンを注文しました。
「昨年末に、量産モデルの完成、生産設備の移管、精密部品の引渡しが完了し、無事生産がスタートしました。巴重工業350台、川崎工業250台、富士自動機250台、オーバフ350台の予定通りの生産完了を祈念して、乾杯!」
「これでやっとお好み焼きを食べる約束がかなった」
「私はクラウドに専念していたけれど、本体開発の人は本当に凄い」
「いやいやクラウドも凄い。あのシステムがないと、今やどの会社もAIロボットを作ることが出来ない」
「特化したクラウドシステムを開発したことで、全く斬新な生産体制が実現しました。しばらくは他社が追いつけない技術になったと思います」
「土屋さんや阿野さんのような専門家がいなければ難しい開発だった」
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<緑園都市伝説「神々のロボット」>
■第1章 空の選択 ■第2章 緑園都市 ■第3章 空しい展望 ■第4章 飛翔体着陸 ■第5章 大騒ぎの街 ■第6章 緊急対策本部 ■第7章 手探りの交渉 ■第8章 攻撃方針の確認 ■第9章 人を超えた技術 ■第10章 新たな使命 ■第11章 飛翔体の中へ ■第12章 予期せぬ交代 ■第13章 3つの国難 ■第14章 無敵の飛翔体 ■第15章 周囲の厳しい目 ■第16章 飛翔ロボットGAI ■第17章 社内の葛藤 ■第18章 記者クラブでの吐露 ■第19章 神々のロボット ■第20章 グループ討議の発表 ■第21章 全員の大きな拍手 ■第22章 特別プロジェクト発足 ■第23章 コラボ交渉開始 ■第24章 政府支援交渉開始 ■第25章 コラボ交渉に光明 ■第26章 政府支援への布石 ■第27章 政府支援の実現 ■第28章 新会社創立総会 ■第29章 神々のロボット開発 ■第30章 量産体制への苦闘 ■第31章 生産開始後の葛藤 ■第32章 北の海の艦隊 ■第33章 南の海の巨大地震 ■第34章 ロボットへの評価 ■第35章 巴重工業のプライド ■第36章 GAIの驚きの助言 ■第37章 再び緑園都市へ ■第38章 巴重工業の反省 ■第39章 新体制の破竹の進撃 ■第40章 新しい仲間 ■第41章 繰り返す葛藤 ■第42章 そして新文明開化 ■第43章 緑園都市の新店舗 ■第44章 本当のこと
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