横浜・緑園都市の時空を超えた衝撃のSFファンタジー。
UFOの内部構造も乗組員も4人の想像を遥かに超えていた。
彼らは教えた技術で3つの迫る国難に立ち向かえと激励。
■緑園都市伝説「神々のロボット」第十三章3つの国難
初めて飛翔体の中に入った時は本当に驚きました。想像していたイメージとは全く違っていました。予想していた点滅するランプやボタンの配列は見られず、約20メートル四方の部屋はまるで美術館のようでした。四方の壁は、奥に少し湾曲して広がりが感じられました。それぞれの壁の中央には100インチほどのディスプレイが配置され、どこかの街や都市の風景が映されていました。壁全体もディスプレイになっていて、飛翔体の周囲の遊水池や緑園都市の街が映されていました。天井は高くシンプルで、部屋の中央には大きなテーブルと10脚ほどのイスが置かれ、その周りに様々な形の応接セットのようなものが置かれていました。
「アキラ、驚きましたか」
「全く想像と違っていました」
「私たちはユーバフという遠い星から来ました。偶然にも入江さんの会社の名と似ています。この部屋は、長い旅でも疲れないよう癒しとくつろぎを優先した空間です。ディスプレイには、搭乗している4人の学者の故郷の風景が映され、必要に応じて切り替えます。この船体の外の映像を映して壁全面を外の風景と同化させることも可能です」
「コックピットなどはこの向こうにあるのですか」
「そうです。コックピット、機械ルーム、記録ルーム、作業ルーム、収納ルーム、プライベートルーム、シャワールーム、レストルームなどが、この部屋の周りに分散しています。後でコックピットを案内します」
GAIは、飛翔体を船体と呼んでいました。乗組員は、人とロボットを合わせて10名で、人は4名全員が学者とのことでした。学者は男女2名ずつで、身長は160センチ台、体重は60キロ前後、頭と目が大きい点を除けば、全員が私とほぼ変わらない体型でした。 年齢は私より少し上のようでした。まず4人の学者を紹介してくれました。
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