ドキュメント スキャナーという すぐれもの
新たな分野 電子化「自炊」
創業時、いろいろと助言いただいたパナソニックGMのM氏。
現在は、パナソニックシステムネットワークス社に在籍しておられ、
新製品の紹介とデモのため、久しぶりに来社いただいた。
商品は、文書を電子化するためのドキュメントスキャナー。
従来の機能を落とさず大幅に低価格化した戦略的新製品。
もともとは、企業活動で発生する膨大な資料や文書を、
電子化するための地味な商品だった。
スマートフォンや電子書籍の普及に伴い、
個人の書籍を自身で電子化する「自炊」という用途のために、
とじた部分を切り落とす裁断機と共に、注目されているとのこと。
現在のトップメーカーは、この分野のパイオニア「PFU」。
社名でわかるように、もとはパナソニックの資本も入っていたが、
現在は富士通の子会社で、販売は富士通が担当している。
パナソニックは、機能と価格でPFUの牙城に挑戦し、
積極的にシェアを伸ばしたいと意気込んでいる。
新製品の品番はKV-S1025CN-S、発売は2月末。
200dpiのカラー・白黒の文書を1分25枚の速度で読み取る。
弊社が現在販売している商品分野とはかなり異なるが、
お世話になったM氏の要請に応えるためにも、
新しい扱い商品にする方向で検討したいと思う。
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