5年程、前のことだろうか、
東京都が主催する秋葉原の駅前再開発プロジェクトで
コンセプト提案をさせていただく機会があった。
その際、人物認識といった最新の技術を駆使して
安心・安全を全面に出した街づくりはどうか、
インテリジェントセキュリティを世界に問うてはどうか
といったプレゼンテーションをさせていただいた。
安全な街づくりの背景には、
悪意を持つ攻撃者からいかに街や人を守るかだが、
しかし今回のような通り魔には無防備に近い。
歩行者天国に車で突っ込む、
突然刃物を振り回して見境無く切りつける、
これではいかなる技術を駆使しても防ぎようがない。
警視庁はパトロールを強化する通達を流したというが、
本当に有効な手が打てるのだろうか。
どんなに同情に値する生い立ちがあったとしても、
どんなに現状に満足できないことがあったとしても、
どんなに自身にコンプレックスがあったとしても、
縁もユカリもない他人を不幸に落とす権利はない。
100の言い訳を並べ立てたとしても、
自分勝手な行動に過ぎないことははっきりしている。
もはやセキュリティの問題ではなく、
社会のありかた、教育のあり方のような気がする。
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